定年後のボランティア
2012/5/9 理想と現実 さん定年後の余暇として、ボランティア活動をする人が増えているようです。
私もそうでしたが、何か社会の役に立つことがしたいと考える人は少なくないと思います。
しかし、ボランティア活動をする前に、「NPO(民間非営利団体)」について少し学んでおかれた方がよいかもしれません。
ボランティアは無償で行われますが、現場までの交通費、宿泊費、食費などにとてもお金がかかります。
年に数回、旅行に出かける方はおわかりかと思いますが、その何倍ものお金が必要になります。
ボランティアを支えるお金って、いったいどこから出ているのでしょう?
政府の援助や寄付金などでまかなわれているのかもしれませんが、寄付も減っているようですし・・・。
経費を極力抑えるために、集団での移動、テントで寝泊りなど苦労している様子です。
ボランティア運営の人の意見が合わず、途中で解散することになる理由がよく分かります。
ボランティアには全体を管理する、信念を持った強いリーダーが必要とされます。しかし、意思が強すぎるとほかの人が反発したりするので、芯が強くてかつ人情味があってなどと、かなり人間的な成熟度が求められます。
ちなみに、ライフネット生命が「ボランティア活動や寄附活動に参加できなくなった理由」についてまとめています。
震災直後に被災地に対するなんらかのボランティア、寄付活動を行っていた人の中で、今年は行っていない人が対象です。
最も多かったのは、「仕事や学校が忙しくなった」(26.1%)で、
その後に続くのが、
「お金や資力がなくなった」(25.8%)
「役に立っている実感がわかなかった」25.1(%)
「景気低迷による不安が増してきた」(21.2%)
「将来の増税による不安が増してきた」(20.0%)
「関心が薄れた」(15.2%)
「ニュースや報道番組が減ったので忘れがちになった」(11.0%)
「一方的な支援は続けるのが難しいと感じた」(10.3%)
「欧州経済危機、円高による不安が増してきた」(8.6%)
「自分はもう十分やったと思った」(7.3%)
「放射性物質や放射線量が気になってきた」(3.7%)
「社会の風潮に影響を受けた」(3.3%)
「一緒にやってくれる人がまわりにおらず寂しく感じた」(1.4%)
「家族や友人に止められた」(0.2%)なかには、なぜその理由が、ボランティアを続けられないことにつながるのかが不明なものもありますが、続けられなくなった人の正直な気持ちなのでしょう。
ボランティアでもやろうかなどと甘い考えでいましたが、潤沢な資金と体力が無いと難しいように感じました。
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