新しい味
2012/5/20 米粉幸子 さんいつの時代にも新しい食べもの、というがあります。
ブームではなく、「今までになかった新しい」食べものという意味で。私の小さい頃にはキウイという果物はありませんでした。キウイとキューリが区別できなかった小学校低学年のころ。グリーンの、種がつぶつぶした見たこともない果物は今では一般的な果物になり、最近では黄色いゴールド種のものが主流になっています。
ナタデココもそうでしょう。いっときのブームは去りましたが、ナタデココ入りxxというような食品はすっかり定着しました。私が最近こんなものがあるのかと感心した食べもののひとつに「米粉パン」があります。
これは何も今に始まった食品ではありませんが、最近の米粉パンは劇的な味です。私が言うのはよく市販されている「米粉入り」パンではなく、「100%米粉」パン(小麦ゼロ)というものですが、そのおいしさといったら紹介せずにはいられません!
パンといえば小麦粉食品の代表であって、米とは長年対立関係に位置づけられていました。
うどんは食事だけどパンはおやつ、というよくわからない理屈で、朝食にパンを食べることをお姑さんから許してもらえないというお嫁さんも知っています。
パンもうどんも小麦の加工状態が変わっただけなんですけどね・・・。
そんなことをいったら米粉100%のパンというのはご飯なのパンなのか理解に苦しまなくてはなりません。さて、私がほれ込んだ米粉パンは、個人配達で利用している生協で購入しました。
パンのメーカーは米どころ新潟県にある某T会社。
パンの形状は食パンの小型タイプでスライスされておらず、まるごと冷凍で届きました。
常温数時間で解凍し、厚めに切ってトースターで焼いて食べました。ふつうのパンとどう違うかといいますと、まずその「密度」。
ふわふわという形容は当てはまりません。みっしりしていて、重みがあります。
そのせいか、食べたあとの腹持ちがすごくいい。食べた感があるので、間食防止にもなります。
そして食感がまたパンとはかなり違います。すごくモチモチしているのです。ムッチリといいましょうか。
焼いた表面はカリッとしていますが、中身はもっちり。そのもっちりぐあいは、あのベーグルの食感とはずいぶん違います。
その味も独特で、お米のもつほんのり甘い風味。
私はチーズが好きなので、シュレッドチーズを乗せて焼いて食べたのですが、米粉の甘さとチーズの塩っぽさで絶妙なおいしさ。
甘党の子どもたちはメープルシロップをかけていましたが、おいしいと大喜びでした。
次の日、和風テイストはどうかとチーズとちりめんじゃこを乗せてみましたが、それもグッド。米の消費量が年々減少し、今の若い人たちはスナック菓子は食べてもおせんべいは敬遠しがち。
お米の加工品のひとつとして、米粉パンはイチオシだと感じました。
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