五月病の季節
2012/5/13 皐月 さん
五月の声を聞くと、「五月病」を思い出します。なぜ、「五月病」などという名前が付いているのか?
四月に入学した新入生や新入社員が、学校や職場などの新しい環境に馴染めなくて、精神的に不安定な状態になるのがこの頃らしいです。
この五月病、私達シニアがまったく関係ないかというとそういうわけでもないらしく、やはり四月に何かを始めてから挫折感などを味わっていれば、同様の症状に見舞われるようです。
五月病ですが、診断名は「適応障害」、または「うつ病」と診断されることもあります。「うつ病」の方がずっと期間が長そうですが、五月病などと名前がついているからといって、短期間で終わるという意味ではありません。また、五月以外にもかかります。
四月に生活環境が大きく変化した人にあらわれる症状で、ゴールデンウィークを過ぎた頃から理由の分からない体や心の不調に陥るそうです。
友人が数年前にかかり、それが今頃だったと思います。「なんとなくだるい・・・、疲れた」を連発。ふだんは元気な人なので、まあ、そんなこともあるだろうと本人もさほど気にとめていなかったようです。
春から夏への季節の変わり目に体調が悪くなるとは一般的に言われることなので、「季節の変わり目だから、しょうがないよね」とは言うものの、気休めにでも病院に行ってみたらと、家族にすすめられて行くことにしたようです。
診断は、「五月病ですね」と。「適応障害」でも「うつ病」でもなかったみたいですが、私達の年齢になると「更年期障害」などとも重なってくるので、はっきりとした診断は難しいようです。
「更年期障害」もまた精神状態が不安定になり、イライラ、頭痛、体のほてり、不眠などの症状が似ています。
友人はこれらの症状を抑えるために、漢方薬を飲み始めました。その漢方医療についてのうんちくを聞くおかげで、漢方薬についてくわしくなりました。
ところで、私はと言えば、五月は「五月病」より「花粉症」の症状が出て、やはりゴールデンウィークを過ぎた頃からピークを迎えます。花粉症というと、「スギ」や「ヒノキ」の花粉が有名ですが、これらが飛ぶのは2月~5月にかけてで、それ以降はイネ科の花粉が飛び始めます。
花粉は、一年中飛んでいるようです。誰かが治っても、ほかの誰かへ入れ替わりで花粉症にかかっているのではないでしょうか!?
幸いなことに、精神的な病を患ったことはありませんが、「五月病」に関しては、「花粉症」にかかっているからかからずにすんでいるのかも・・・などと思ったりします。
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