息子の結婚話に悩む
2012/10/1 頭痛肩こり さん
もうすぐ40歳になる一人暮らしの息子。結婚願望はあるのですが、息子の仕事は激務ですが薄給。今のご時勢では、そんな息子を理解し、支えあおうとしてくれる女性を探すのは難しいようで、これまで何度かお見合いをしては相手に断られる、という状態で、息子も落ちこんでおりました。そんな息子から「お嫁さんが見つかった」と連絡があったのです。それを聞いた瞬間は夫とともにとても喜んだのですが、その後の息子の話を聞いて、私たちの笑顔は凍りつきました。
なんと息子は、中国のお見合いツアーに行って、そこでたった3日会っただけの、日本語の挨拶ひとつすらできない中国人女性との結婚をしようとしていたのです。
そして、お見合いをセッティングした会社に、今後の結婚に関わるすべてを任せると300万円以上かかるので、援助してほしいという申し出でした。
とんでもない!
お嫁さんはもちろん日本人が望ましいとは思いますが、たとえばこれが日本に住んでいて、日本語を覚えようと頑張り、日本の文化を理解しようとしている人であれば、たとえ外国籍の人でも特に反対をするつもりはありません。
ですが相手は、日本人男性を結婚相手に望みながら、日本語は何ひとつ話せないという状態。これから日本に住もうという人なら、事前に挨拶程度の日本語を覚えておくのは当然の努力ではないか、と思うのです。
私たちの不信感にさらに拍車をかけたのが、業者からの見積書の杜撰さでした。
見積もりの内訳項目だけは書いているものの、その内訳ひとつひとつにどれだけの費用がかかるのかはまったく書いておらず、合計で300万円以上、としか分からないのです。ほんの少しの日本語さえ覚えていない中国人女性、杜撰な見積書で契約を急がせる業者、こんな状態ですから私たちにはこの結婚話に対して、不信感しか持ちようがありません。
息子は金銭的援助および、私たちにも業者からの話を聞いてほしいと言ってきましたが、私たちはこの話に反対する理由を述べ、そんな結婚には絶対に援助はできない、業者を家に入れる気も毛頭ない、と息子に伝えると、息子は切れてしまいました。
あまりにも怪しい結婚話なので息子にも冷静になってほしかったのですが、お見合いツアーでちやほやされた息子は完全に舞い上がってしまっているようです。お見合いツアーでの女性との会話など、業者が手配した通訳を介してのことですから、どれだけ「女性の本当の言葉」を伝えているかすら分からないというのに。
翌日娘にこの話を伝えると「病院に連れて行ったほうがいいんじゃないの」と呆れていました。客観的に見れば、やはりどう考えてもおかしく、怪しい話なのでしょう。娘の結婚の時はとても喜びの気持ちが大きかっただけに、今回の息子の降って湧いたような怪しい結婚話への落胆も大きいです。
週末に息子と話をする予定ですが、その間に少しでも頭が冷えてくれるといいのですが。
業者を強引に連れてくるようなら、しばらくは心を鬼にして親子の縁を切ることも伝えなければいけないでしょう。これまで楽しかった老後の生活が、憂鬱なものに変わりつつあります。シニア向け特集記事
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