おせち料理の内覧会
2012/10/24 お正月といえば炬燵を囲んで さん
気がつけばもう10月後半。
今年も、残すところ3ヶ月をきってしまいました。
11月の終わりまでには年賀状辞退のはがきを出さなくてはならないことを考えると、10月だというのに年末気分が2割くらい押し寄せています。
さて、新聞には早くもおせちの内覧会の記事が載っていました。おせちの代りにちょっと豪華な鍋とかすき焼きを食べるという若い世代もいるようですが、やはりシニア世代はお正月料理といえばおせちが圧倒的支持を集めるでしょう。
ただ、家族の人数が少ないとか正月でも来客が少ない家庭の場合、通常サイズのおせちでは量が多すぎることがあります。
実際、松の内じゅうおせちを食べ続けて食傷気味になるケースはよくあります。我が家では、決定権を持つ私が毎年頭を悩ますものの、たいして作りはしません(スミマセンね)。母は煮豆・煮物・田作りをはじめ、なます・伊達巻・焼き豚などいろいろ作っていましたが、私は生協のお重セットを重箱に詰めるだけ。
よく言われるように、日ごろから「ごちそう」に慣れてしまった今では、おせち料理はごちそうというより単なる「縁起物」感覚になってしまいました。
私の家の子どもたちも「縁起物」のおせちは遠巻きに眺めるだけで、実際にあまり箸をつけたがりません。
それなら二人用ぐらいのこじんまりした、それでいて見た目も美しくちょっと珍しい食材の豪華なおせちがいいナと考えるのも無理はありません。
数年前からは、仕出し屋さんのおせちを頼んでいます。豪華ではないですがね・・・。
「これ何かな~」といいながら食べる料理は、まさに日常食ではない「ごちそう」感覚を楽しめます。内覧会の情報によると、近年ではお正月でも「個食化」傾向は強く、たとえば3人家族の場合、おひとり様用の、種類の違うおせちを2つ注文する、などというパターンが増えているのだそうです。個人の好みに合わせてわざわざ買うというよりも、異なる趣向のものを食べてみたいという話なんだろうと思いますが・・・。
おひとり様おせちの需要は際立っていて、ここ数年は5%前後の伸び率だとか。
価格は18,000~20,000円前後が一番多いそう。おせちは地域色が強い食べ物なので地元でないところのおせちを取り寄せるのも一興かもしれません。
私は山国に住んでいますが、親戚が千葉にいて毎年年末においしいカマボコと落花生を送ってくれます。こちらは、山国らしく塩イカと干し柿を送ると喜んでくれます。
年末のあわただしさを考えると気もそぞろになりますが、そうはいってもあれこれとおせちのことを考えるのは今の時期の楽しさです。シニア向け特集記事
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