【懐かしの名作映画】 カサブランカ
2012/12/12 川喜多夫 さん
イングリッド・バーグマン主演の『カサブランカ』(1942年公開、マイケル・カーティス監督作品)の続編が製作されるようです。相手役はハンフリー・ボガートで、『映画スターベスト100』の男性1位にハンフリー・ボガート、女性4位にイングリッド・バーグマンが選ばれています。
トレンチコートの襟を立てて、紙巻きタバコをキザにくわえて吹かすという、ボギー(ハンフリー・ボガートの愛称)のマネをする人が続出しました。
『カサブランカ』は、第16回アカデミー作品賞を受賞。マイケル・カーティスは監督賞を、ジュリアス・J・エプスタイン、フィリップ・G・エプスタイン、ハワード・コッチが脚色賞を受賞しています。
舞台は、モロッコの都市カサブランカ。ドイツの侵略によるヨーロッパの戦災を逃れた人々は、中立国のポルトガル経由でアメリカへの亡命を図ろうとしていました。
リック(ハンフリー・ボガート)は、理由を告げずに彼の元から去った恋人イルザ(イングリッド・バーグマン)と、彼が経営する酒場で偶然に再会します。
この映画に「あれを弾いて、サム。『時の過ぎ行くままに』を」という名セリフがありますが、ジュリー(沢田研二)の名曲を思い出します。
『カサブランカ・ダンディ』という曲もありましたね。「ボギー ボギー、あんたの時代はよかった」と歌っていました。ほんと、いい時代でした。
ただ、どちらも作詞は阿久悠氏なので、この映画のファンだったのは熱唱するジュリーではなく、阿久悠氏だったわけですけど。
当時は、イングリッド・バーグマンにハマって、『誰が為に鐘は鳴る』(1943年)、『ガス燈』(1944年)、『白い恐怖』(1945年)、『汚名』(1946年)、『追想』(1956年)など、次々と鑑賞しました。最後に観たのは、『オリエント急行殺人事件』(1974年)です。
彼女はスウェーデン出身の女優で、アメリカ女優にはない独特の雰囲気というか、気品を備えていました。
続編のタイトルは、『リターン・トゥー・カサブランカ(Return to Casablanca)』で、20年後の設定です。イルザはリックとの間の子供を産んで、その息子のリチャードが実の父親を捜すためにカサブランカへ旅に出るというストーリーだそうです。
イングリッド・バーグマンとハンフリー・ボガートが魅力的な映画だっただけに続編は微妙な感じですが、70年後に続編が作られるなんて、シネマスターの偉大さを感じます。
【懐かしの名作劇場】
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