危険なインプラント治療
2013/1/31 リンゴをかじると さん
歯医者さんで行われるインプラント治療に人気が集まっています。インプラント治療とは、歯の無い歯ぐきの根元に器具を埋め込んで、その上に人口の歯を作るというものです。
治療後1~2ヶ月ほどで、より自然な歯の状態に近づけるというメリットがあります。
「入れ歯はグラグラして噛みにくい…」、「食べるときに違和感がある」など、入れ歯に不満を持つ高齢者にとっては魅力的な治療法だと思います。
しかし、インプラント治療を行った患者さんから、国民生活センターに多数の苦情が寄せられています。
インプラント治療で危害を受けたというご相談は343件寄せられており、増加傾向にあるようです。
国民生活センターに掲載されているトラブル例には、「ホームページを見て出向いた歯科クリニックでインプラントを契約。抜歯をし土台を入れ5カ月が経過したが、炎症が治まらず、精神的に参ってしまった。治療の見通しがつかず、担当医師との信頼関係も持てなくなった。」、「半年前に折込広告やホームページを見て電話し、説明するのですぐ来てと言われ、行った歯科医院でリーフレット1枚を渡され、いきなり治療を開始された。1ヶ月で一応治療は終了したが、ゆるんで痛く、噛めずに困っている。」とあります。
「リーフレット1枚を渡され、いきなり治療を開始された」時点で怒って、帰ってくればよかったのに。「これはマズイのではないか…」と思ったら、途中で止めましょうよ。
よく考えたら、アゴに器具を埋め込むって大きな手術ですから、町の歯科医院で行えるようなものではないと思います。
また、インプラント治療は「自由診療(自費)」になるため保険がききません。手術費用に後々の治療代まで含めたら高額な費用がかかるでしょう。
インプラント治療で失敗すると、国民生活センター、各地にある医療安全支援センター、歯科医師会、保健所などへの情報提供、さらには、弁護士へ法律相談をしなければならなくなります。
ところで、ご近所に歯医者さんが増えているということはありませんか?
「コンビニより多い」という噂を話し半分に聞いていましたが、そう言われてみれば、私の住んでいる小さな町にもコンビニと同じ数ぐらいの歯医者さんがあります。
歯の詰め物一つするだけでも、ヘタな歯科医院に通うとすぐにはずれます。
近所の通いやすい歯科医院で、気軽にインプラント治療を行うのは止めた方がいいと思います。
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