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インナーマッスルを鍛える

2013/2/12  筋肉熟女帯 さん

定年後の生活|運動
野球のトレーニング教室に通っている息子が、コーチにすすめられたとかで購入した妙なマット。
えっ、こんなのが1万円(およそ)もするの! 瞬間湯沸かし器の私はムッとしてしまいましたが、雪国のため冬場外でろくに練習ができない野球少年のためなら仕方ない、と様子を見ることにしました。

マットというものの、座布団より小さく、大きさは50x40x7cm(縦横厚)ぐらいの四角い、エアーを含む低反発素材のものです。
で、要はこの上に乗って運動をするのです。

一体なんなの、と思い息子がいないときに私もコッソリ試してみました。
息子がやっているような一連の運動は一見、たいしたことありません。マネるなんて楽勝とおもっていたのです・・・・・・がっ! すごいですね、やってみるとその密度が。

やりかたは簡単。
まずはこのマットの上で爪先立ちをするのです。上げて→下ろして→上げて→下ろしての繰り返し。
ただし、下ろしたときにかかとをつけてはいけません。ここがポイント。
なあんだ、と思った皆さん。想像と実際では全然ちがいますよ!

次はピッチャーが投げるときのような片足立ち。これなんかもう、ぐらぐらしちゃって立っていられません。体がバランスを取ろうと四苦八苦しているのがよくわかります。
最後は駆け足と足踏みのインターバル(10秒ごと交互に繰り返す)。これはしんどいです、息が上がります。
この三種目を気が向いた時に(笑)やるのです。

息子が帰ってきてよく話を聞いてみると、これはインナーマッスルを鍛えるトレーニングだとのこと。
そもそもインナーマッスルとは 身体動作の際に働く外側の筋肉(アウターマッスル)に対して、 動作や作業をする際に安定した姿勢を保持し、バランスを調整するための筋肉で、「赤筋」とも呼ばれる身体深層部の筋肉のことをいいます。
この筋肉は血液を循環させたり、身体の熱を生産したりすることにも深く関わっているといわれています。

年を取ると基礎代謝が落ちますが、インナーマッスルを鍛えることで基礎代謝が上がり、脂肪が燃えやすい身体をつくることもできるのです。

ダイエットはさておき、息子はコーチから体のバランスがうまく取れていないと言われ、このトレーニングをすすめられました。
繰り返し練習することで、深層部筋肉が鍛えられ体を内側からしっかり支えられるようになるんだそうです。

ただでさえ、今は昔に比べると肉体労働が減りました。家事は家電のおかげ省力化し、パソコンの前に座れば買い物だってできます。
運動不足は重々わかっているのですが、そうはいっても激しい運動もできず、外を歩くのも寒くておっくう・・・・・・。というときはコレ!
いつまで続くかわかりませんが、息子のマネをして頑張ってみようと思います。

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