相性の悪い薬の飲み合わせ
2013/2/13 あみのさぷり さん
相性の悪い食べ合わせというものがありますが、薬には、相性の悪い飲み合わせが起こります。お医者さんから処方されている薬、定期的に飲んでるサプリメント、果物などにも飲み合わせがあるようです。
飲み合わせで注意が必要な果物の代表は、「グレープフルーツ」です。
●グレープフルーツ
グレープフルーツジュースや果実に含まれる「フラノクマリン」が酵素の働きを阻害して、ある種の薬と一緒に食べると薬が効きすぎてしまいます。
抗生物質、睡眠薬、抗うつ薬、抗てんかん薬、抗高脂血症薬、カルシウム拮抗薬、免疫抑制剤などを服用している人は、うっかりグレープフルーツを食べない方がよいでしょう。
●納豆
血液をサラサラにする効果があるといわれる「納豆」を、毎日食べている人も多いのではないかと思います。
納豆に含まれている「ビタミンK」は、血液を固まりにくくする抗凝血薬の働きを弱めてしまいます。
ほかに、ビタミンKが多く含まれる食品には、パセリ、ほうれんそう、ブロッコリーなどがあります。これらの緑黄色野菜も、特定の薬を飲んでいる人にとっては害を与えます。
●牛乳
「お茶で薬を飲んではいけない」などといわれますが、「牛乳」の場合は、抗生物質の吸収が悪くなり、効きにくくなるようです。
病院で処方される機会の多い抗生物質。牛乳が冷蔵庫にあったりすると、それで飲んでしまいそうです。
●コーヒー
コーヒーに含まれているカフェインには、尿酸の排泄を阻害する作用があるため、せき止めや痛風治療薬などの働きを弱めてしまいます。
また、抗菌薬や消化性潰瘍治療薬などは、カフェインの代謝が低下して、不整脈などを引き起こすことがあります。
ほかに、カフェインが入っている飲み物といえば「緑茶」や「紅茶」などですが、食後に飲みなれていると、食後用の薬を飲むときについ…お気をつけください。
●セント・ジョーンズ・ワート
セント・ジョーンズ・ワートというハーブティーがありますが、これも飲み合わせてはいけないものがたくさんあります。
強心薬、抗高脂血症薬、抗てんかん薬、抗不整脈薬、血液凝固防止薬、免疫抑制剤などを飲んでいる人は、飲み合わせに注意したいものです。
ほかにも、お酒で飲むと薬が効きすぎるとか、炭酸飲料で飲むと炭酸ガスによって効き目がなくなるとかも聞きます。
基本的に、薬は水か、お湯で飲むのがよさそうですね。
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