春を待つスパイス
2013/3/4 冬きたりなば さん
今シーズンの冬はとにかく寒くて閉口しました。早いうちから雪が降り、凍てつくような寒さが年末からずっと続きました。灯油も高いし、ちょこちょこした暖房で電気代もかさむし、そんな時にからだを温めるにはあったかいものを食べるのが一番です。
そんなホットフードにひと工夫すると、さらにぽっかぽか。もともと辛いものが好きな私は、ラーメンやうどん、豚汁に唐辛子をたっぷりかけますが、この冬は知人から「かんずり」という調味料を教えてもらったのが最大の収穫でした。
かんずりは唐辛子が原料の調味料で新潟県・妙高(みょうこう)地域の特産品です。新潟県や長野県北部あたりではスーパーに売っていますが、そうでない地域ならネットで入手できます。
どんなものかと言いますと、ビン詰めされた真っ赤な(どちらかというと朱色っぽい)どろりとした調味料。主原料の唐辛子にゆずを混ぜ、麹で発酵させたものです。
これが辛いだけでなく、うまみがあって、おいしいのです。ヒリヒリではなく、じんわり広がる辛味で、味噌汁、ラーメン、チャーハン、納豆、スパゲティ・・・・・・何にでもOK!マヨネーズとブレンドしてサラダにも使えます。
1回使ったらトリコになりました。気になる方はここのHP↓を見てくださいね。ぜひ一度おためしあれ!http://kanzuri.com/
この調味料、できあがるのに三年もかかるんです。手間ひまかかるのですよ。で、この季節、かんずりに使われる唐辛子の「雪さらし」という工程が行われます。
暦の上で一番寒いと言われる大寒の頃に、塩漬けにした唐辛子を雪の上にまいてさらします。テレビで見たら、畝のように平らに盛った雪の上(畑ほど広い)に唐辛子をばらまいていました。
真っ赤な唐辛子と真っ白な雪のコントラストがそれは鮮やか。どうしてそんな作業をするかというと、雪にさらすと唐辛子のアクがとれ、辛味がマイルドになるそうです。雪国ならではの気候を生かした知恵ですね。
もうひとつ、これは! とうなったおいしいものをご紹介します。
バレンタインに職場でいろんなチョコレートを購入しました。事務所内の男性社員に送るものを手配するついでに、女子社員が自分たちが食べたいものも注文したのです。そのうちのひとつ、柚子チョコレート。
柚子の香りがする、という程度のものではなくズバリ柚子の皮の砂糖漬けにチョコレートがコーティングされているスティック状のもの。
オレンジの皮で作られた同様のものはポピュラーですが、その柚子バージョンです。
この商品です↓http://shinsyu-premium.com/?pid=49764884
コーティングのチョコレートがミルクとビターの二種類があって、私はビターが好みでしたが、柚子の香りと苦味にマッチした大人の味。和洋のコラボとして絶妙なコンビです。
欧米では食後にミントチョコが好まれますが、このチョコレートも食後によさそうです。唐辛子に柚子。どの季節にもふさわしい香りと味覚がありますが、単調な冬にはちょっとした刺激が必要です。
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