住宅リフォーム工事の被害
2013/4/3 渡る世間に さん
国民生活センターによれば、高齢者への悪質な訪問販売トラブルの中で、住宅リフォーム工事の割合が増えているようです。具体的にどのようなケースなのかをまとめてみました。
ご相談内容は、訪問販売の場合と工務店などと契約した場合に分かれています。トラブルは、訪問販売だけとは限りません。
<訪問販売の例>
■トラブル1/屋根の塗装工事を契約したが、契約金額を修正液で書き直された。
■トラブル2/訪問販売業者に言われたままに契約し代金を支払ったが、業者と連絡がつかなくなった。
■トラブル3/11件で総額500万円のリフォーム工事を契約させられた。
■トラブル4/訪問してきた業者に急かされ、屋根工事の契約をした。
■トラブル5/訪問販売で屋根の塗装工事を依頼したが、業者が工事に来ない。
■トラブル6/植木の剪定を依頼しただけなのに、塗装工事も契約させられた。
<工務店の例>
■トラブル7/外壁リフォーム工事を契約したが、一方的にキャンセルされた。
■トラブル8/リフォーム工事を契約したが、請求額が最初の金額より1.5倍も高かった。
■トラブル9/当日中に契約しないと、50万円高くなると言われた。
■トラブル10/施工内容がずさんな上に、口頭での契約と請求金額が違った。
■トラブル11/浴室と洗面所のリフォームをしたが、施工がずさんな上に請求額が見積りと違った。
これらのトラブルに対する対処法ですが、
●工事前に見積りを複数の業者からとって、金額と工事内容を確認すること。
●訪問販売などの突然の勧誘の場合、その場で契約しないこと。
●工事内容について、業者と話し合ったことを記録に残すこと。
契約には時間をかけて、家族ともよく話し合ってご検討ください。
また、契約したのが知り合いから紹介を受けた業者だと、契約内容があいまいになるようです。きちんとした書面にしてもらってください。
契約後は、言った言わないでもめがちなので、ボイスレコーダーなどで録音するのもよいでしょう。
トラブルになったら、すぐに国民生活センターなどの相談機関に相談するようにしてください。
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