腰痛との付き合い方
2011/7/21 ITシニア さん腰の痛みは、生活とは切っても切れない関係にある。
筆者はかつて、IT業界で仕事をしていたのだが、姿勢は悪い、ストレスは溜まる、終日パソコンを睨みっぱなしの三重苦であったので、なるべくして腰痛持ちになってしまったようなものだ。
それ以来、腰痛を表に出さないように、いろいろと手を打っている…、つもりである。一口に腰痛と行ってもいろいろある。
軽いのは、筋肉痛に近いものから、重いものではいわゆる「ぎっくり腰」、立つこともままならぬ状態になる。
原因も様々で、大きく分けると、背骨に問題がある、内臓に問題がある場合に2パターンに分けられる。前者の典型が椎間板ヘルニアで、後者の代表例が尿管結石である。
幸か不幸か、筆者は尿管結石を経験したことがないが、それが腰痛の原因になることも正直初耳だったが、経験者から聞くに、腰痛など問題にならないくらいの痛みを別のところに伴うらしい。ならば、どうすれば定年前後のシニア世代の腰痛は防げるのだろうか?
腰痛の原因に、「加齢」というのがあるが、こればかりはどうしようもない。けれど、予防法は普段の姿勢にありそうだ。
いわゆる「猫背」は、背筋や背骨に負担がかかるので、ソッコーで直した方がよい。
背筋を伸ばすと、立つ姿勢だけでなく、歩く姿勢も変わってくる。
普段の生活で、意識して腹筋に負荷をかけるように心がければ、腰痛の予防にもなり、膨らんだおなかも引っ込むという一石二鳥が期待できる。筆者は、先のIT業界で仕事をしていた頃、他人の席に座り、ことごとく着座位置が高いのに驚いた。
イマドキのオフィスチェアは、たいてい簡単に高さ調整ができるので、多少下げると腰痛防止になる、――これは筆者の経験則で、たぶん、少しだけ背筋が伸びるからだろうと思うが、1日7~8時間のパソコンワークが当たり前の職場環境で、ほとんど肩こりを感じなかったので、効果はあるだろう。
軽い腰痛なら、うまくつきあうのも、ひとつの考え方である。シニア向け特集記事
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