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カビが生えやすい食品

2018/9/3  カビキラー さん

集中豪雨と猛暑が交互に訪れて、温度と湿度がちょうどいいのか、カビが生えやすくなっています。

キッチンに置いておいた食品をなにげなく手にすると、「ここにもカビが…」とショックな日々が続きます。

そこで、カビが生えやすい食品と生えにくい食品を調べてみました。

カビにも好きな食品があるらしく、青カビはみかんやりんご、こうじカビはパンやまんじゅう、あずき色カビは、ケーキやようかんなどの糖度の高いお菓子に生えやすいようです。

ジュースやペットボトル入りの飲料などは、ススカビ、アカカビ、ハイイロカビといった様々なカビが生えます。

食パンには、そうとうな水分が含まれているので、カビが生えやすくなっています。冷凍庫で冷凍して、食べるときにトーストにでもすれば長持ちします。

食パンに塗るジャムにもカビが生えるので、空気が入りやすいビン状の入れ物より空気にふれにくいチューブタイプがおすすめです。

餅の表面には、赤カビや青カビが生えます。カビの生えた表面だけ削り取って食べる人がいますが、奥まで入り込んでいるおそれがあります。

“カビ毒”は熱に強いので、加熱して食べれば大丈夫ということでもないようです。

チーズには、アオカビを用いたブルーチーズ、白カビを用いたカマンベールがあります。

また、醤油や味噌などはニホンコウジカビを用いて製造されますが、ほかの種類の害のあるカビが発生することがあるので要注意です。

これらとは逆に、「カビが生えにくい食品」ですが、それらには保存料などが含まれているため、それはそれで体に悪そうです。

「カビが生えるような食品は安全」とおっしゃる人までいて、複雑な思いがします…。

カビの発生には、「酸素がある・温度が高い・湿度が高い・水分がある・栄養分がある」などの環境が必要になるため、カビの発生を防ぐには密閉容器に入れたり、冷蔵庫にしまったりする方法が考えられます。

ただし、なんでも冷蔵庫に入れれば大丈夫ということでもなく、冷蔵庫に入れることで霜がついて、それでカビることもあるようです。

食品に生えたカビは、“カビ毒”を作り出し、食中毒を起こすもとになります。子供や高齢者などの免疫力が低下している人にとっては危険です。

カビの生えやすい季節には、食品はできるだけ少量購入し、早めに食べきることでしょう。

 
 

(初稿:2013/07/24)





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