格差社会に対抗するには?
2013/10/1 ニーサ さん現在5%の消費税率は2014年4月に8%、2015年10月には10%へと、2段階で引き上げられることになりそうです。
民間シンクタンクの大和総研が、消費税率が5%の現在と比べ、税率が10%になる2016年の消費税負担額がどれぐらい増えるかを試算しています。
●年収300万円の世帯で、10万6700円増
●年収500万円の世帯で、16万7000円増
●年収800万円の世帯で、24万9200円増
●年収1000万円の世帯で、29万4000円増消費税を上げるのであれば、社会保障費に全額当ててもらいたいものです。復興税もそうですが、政府はほかの費用に横流しするので目が離せません。
消費税増税にあたって、経済アナリストの森永卓郎さんが格差社会に対抗する提案をしています。
森永卓郎さんといえば、オタク的な知識と特異なキャラクターを生かして、多くのテレビやラジオ番組に出演している面白いおじさんです。
彼のアドバイスをまとめてみました。
<お金は賢い人に集まる>
森永卓郎氏が語るところの「賢い人」とは、貯蓄や投資といった資産運用の勉強をしている人たちのことです。
四六時中お金のことを考えていないとお金持ちにはなれない、ということでしょう。
<デフレ時代の常識を捨てる>
テフレ時代の常識とは、デフレは終わり、インフレに入っているので物価の上昇が始まります。
インフレ時代に合わせた資産運用をしなければならないということでした。
<資産運用なくして生活防衛はできない>
テフレ時代のように守るだけでは生活を維持することはできないので、インフレに入ったら、資産運用を考えなければならないということです。
<NISAを活用すべき>
NISA(ニーサ)というのは「少額投資非課税制度」のことで、来年1月からスタートします。
株式や投資信託で資産運用をして得られる「値上がり益(キャピタルゲイン)」や「配当・分配金(インカムゲイン)」への税金がゼロになるという制度です。
現在、資産運用をされている方は大喜びなのではないでしょうか?
<ポイントを貯める>
森永卓郎氏はクレジットカードで物を購入することで付く「ポイント」が大好きな人で、上手にカードを使っています。
たしかに言われてみれば、消費増税分の3%ぐらいはポイントで取り戻せるように思います。
インフレ時代に突入したら、ボーっとしていてはいけないということですね。
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