50代の出産は意外に多い? やっぱり少ない? シニア婚活で知っておきたい女性の高齢出産について
2019/3/5 50代からのシニア婚活特集: さん50代以上の世代の生涯未婚率が上がっています。統計上の「生涯未婚率」とは、「調査年に50歳の男女のうち結婚歴がない人の割合」を指します。この数字が、1990年の調査以降、急増傾向に。2015年の国勢調査では50歳男性の23.4%、50歳女性の14.1%に一度も結婚歴がなかったとの結果に。
なお、バブル経済真っ只中の1990年には、男性5.6%、女性4.3%と、差はほとんどなかったのです。
ではなぜ、このような現象が生まれるでしょうか?・日本は一夫多妻制ではない?
一般的に男性女性と同数のはずです。人間は皆、等しく年齢を重ねるはずですから、理屈の上では、男性と女性の未婚者数には差が出ないはずです。
が、現実には、男性の未婚者数の増加は女性の倍です。これが一夫多妻制の国では一人の男性が複数の女性と結婚できるので未婚男性数が増えるのは当然です。
ところが、日本は1夫1婦制です(民法732条)。しかし、現実には、一夫多妻制のような事実が起きているのです…。それは・・・。・モテる再婚者とモテない初婚者…
確かに一夫一婦制ですが、離婚した男性が初婚の女性と結婚するケースは多々あります。「婚活」という言葉が叫ばれて久しいですが、俗に「婚活」は生存サバイバルとも言われています。
再婚男性は離婚という経験はしたけれど、裏を返せば、一度「結婚」という経験をされたことのある方。生涯を誓いあった女性がいるのです。が、未婚の方はそれはまだいません。これが「婚活力」の差となり、再婚者の方が初婚者より、結婚力があるなんて言われる時代になりました。そうなると初婚男性でなく、再婚者もOKな初婚女性が一定程度いるとなれば、初婚男性が競争からこぼれ、未婚のまま人生を過ごすという現実があります。おとなの婚活パーティーで有名な「オトコン」。ここでも再婚者限定婚活パーティーが数多く開催されています。
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・男性はなぜ、女性の若さを求める?
初婚再婚を問わず、また年代を問わず、男性は女性に若さを求める方が大変に多いです。50代で30代の女性を求める方ならまだ可愛く、70代以上で20代を希望される方もいらっしゃる現実があります。それではなぜ、男性は女性に若さを求めるのでしょうか?
そこには女性の出産という問題があるようです。下記の資料は厚生労働省が発表した高齢女性の出産割合のデータです。https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei11/dl/08_h4.pdf
このデータを見ると40歳から44歳の母親が1985年では8224名。これが2011年には37437名と激増しています。
同じく45歳から49歳で母親になった人数が1985年では244名でしたが、2011年には802名。50代以上では1985年では1名だったのが2011年では41名になっています。ここには50代以上で中絶した方の人数は含まれていません。ご参考までに50代以上の中絶人数で公表されているデータをお伝えしたいと思います。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/eisei/08/dl/data_010_04.pdf#search=%27%EF%BC%95%EF%BC%90%E4%BB%A3+%E4%B8%AD%E7%B5%B6%E4%BA%BA%E6%95%B0%27この様に見てみると、確かに40代からの出産は数的に大きく減ることは確かですが「ゼロ」ではありません。むしろ中絶される方には「もう妊娠しないと思った」という油断から思わぬ妊娠をされてやむを得ず…というケースも多い様です。
従って、40代以上の女性は「妊娠しない」というのはかなり、曲解された意見であり、個人差による部分が大きいということになります。女性は生理が完全に止まり、閉経するまでは妊娠の可能性はゼロではない…。これが正確な事実といえるでしょう。
「子供は欲しい」と思う婚活男性は多いですが、「出産年齢」にフォーカスしすぎて女性の「年齢」だけで決めるのは戦術上、好ましくないかもしれません。
「パーティースケジュール」は、50代からの参加者に限定した日本全国の婚活パーティー情報を掲載しています。
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(文責:定年生活事務局)
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