シニア世代の男女、罹る病気の差は?
2011/7/26 シニアの星 さん男女で罹る病気の差はいったいなんだろうと思ったことはありますか。
大体は違いがないのでは・・・と思いますが、女性が男性よりも長生きをするという話が常識となっている現代では男性軍としては落ち着いては居られません。早速調べてみました(笑)。それによるとシニア女性はあまり罹らないのに、定年後のシニア男性は罹りやすいという病気が実はあるようです。
もちろんその逆もありますが、まずはここで、厚生労働省から出されている『患者調査』の総患者数で調べて見ました(定年後の私、やっぱり暇ですね~~笑)。やはり男性に多いのは痛風やアルコール性肝炎、膀胱ガン、心筋梗塞、肝臓ガン、尿路結石、慢性閉塞性肺疾患、胃ガン、呼吸器ガンなどでした。
一方、女性に多い病気は、骨粗鬆症、甲状腺炎、膀胱炎、全身性エリテマトーデス、鉄欠乏性貧血、自律神経の障害、シェーグレン症候群、関節リウマチなどでした。
これらを見ると、明らかにシニア世代の男性に多い病気と、シニア世代の女性に多い病気の違いが分かってきます。
男性は生活習慣病が多くあることがよく分かります。アルコール性肝炎は晩酌などのアルコールの飲み過ぎが原因で起きる肝炎ですし、痛風や肝臓ガンの発病も飲酒が関係していると言われているようです。
仕事帰りに仲間との一杯や帰宅後の晩酌はやめられませんが、量を減らすだけで対処できるのか、どうやら自分の欲望との戦いになりなってきそうです。心筋梗塞は、糖尿病や高脂血症、高血圧などが原因で起こる病気のようですので、やはり生活習慣に深い関係がありそうです。
それから尿路結石も痛風・高尿酸血症があるとおきやすくなると言われていますので生活習慣病の側面があると言われています。慢性閉塞性肺疾患や呼吸器ガンの発病は、喫煙習慣と密接な関係があります。
もちろん喫煙は、心筋梗塞を起こす要因でもあります。反対に、ここで一番驚くことは・・・・女性に多い病気の中にはあまり生活習慣病が見られないことです!!。
唯一挙げられるのは骨粗鬆症くらいのものでしょうか。そこで更に調べて見ましたらわかりました。
実際は閉経による女性ホルモン分泌の減少が発病に大きく関係しているようでした。男はストレスを大きな理由に挙げて暴飲暴食をしがちですが、生活習慣において、女性よりも少し我慢が足りないことが良くわかりました(反省・・・)。
比較的女性に多いとされる甲状腺炎、全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群、関節リウマチなどは自己免疫疾患と考えられていて、私には専門すぎて分かりませんが女性はこの自己免疫疾患に男性よりもかかりやすいとされているようです。
膀胱炎になりやすいことは、尿道が男性よりもずっと短いという形態の違いで説明できますが、鉄欠乏性貧血も、月経(生理)のあるなしの差でこれも理解できます。
自律神経の障害は、更年期障害の症状から治療を受けている患者が多いのは仕方ないことですね。このように見てくると、何やら結論めいたものが見えてきました(汗・・・)。
男性がかかりやすい病気なのですが実は・・・本人の力で予防や治療ができる病気が多いようです!!。
それに比べ生物学的に・・・仕方がなくかかってしまう病気は女性のほうに多いことがわかりました。「男が女より短命なのは不公平だ」などと嘆いていましたが、男性は自業自得ということが良くわかりました。やはり我慢強いのは女性でしたm(_ _)m。
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