痛風は男性? 骨粗しょう症は女性?
2011/8/20 シニアの星 さん男女の死亡平均年齢の差を調べていくうちに、痛風という病気にいきあたりました。
これは驚く程の差で男性のほうが女性よりも多いのです!!。ある調べによりますと総患者数で見た男女比は38対1というダントツの差でした。調べてみましたら痛風発作の原因である高尿酸血症の発病頻度の差からでした。ちなみに高尿酸血症とは、血液中の尿酸の量が増えて、その濃度が7mg/dLを超えた状態なのだそうです。いずれにしろこの差は女性ホルモンが尿酸の産生を抑える働きをしているためだろうと考えられいるそうです。
女性ホルモンだけが尿酸値や痛風の男女差の原因とは言い切れないでしょうが尿酸値を上げる原因は他にもあるようです。例えば肥満ですが男性では高尿酸血症の患者数増加と比例するのだそうです。
それからビールなどのアルコール飲料も高尿酸血症の原因のようです。男性のアルコール消費量は女性の数倍なので、それだけも尿酸値が高という話しは納得させられます。
次に調べて見た男女差で、一番多い女性側の病気が骨粗しょう症です。
これは女性の病気とまで言われております。いわゆる骨を構成しているカルシウムなどの成分の量が減少して骨の強度が弱くなる病気です。骨塩量は男女とも20歳前後をピークにその後は年とともに減少していきます。
そのため高齢者に多い病気ということもあって、日本人女性の平均寿命は男性よりも7歳ほど長いので、これが骨粗しょう症患者の男女差のひとつの原因だろうとも言われています。
ところが・・・一番の理由はもっと別のところにあるようです。その理由とは・・・閉経という大きな変化が起こる女性には、その影響が大きく現れているようです。
閉経とは女性ホルモンの分泌が本当に少なくなることを意味していたんですね~。閉経前の女性は女性ホルモンの分泌によってからだの調子が最適な状態に保たれていたのですが、閉経を迎えると、やはりバランスが急に乱れるようです。私は男性ですのでよく分かりませんが・・・女性に骨粗しょう症が多い最大の原因はここにあるようです。
妻の症状も少し気になるので調べてみたのですが・・・女性ホルモンは骨の中のカルシウムが血液中に溶け出すのを抑えているのだそうですが、閉経とともにその働きは弱まり骨塩量が急速に低下するそうです。
女性と骨粗しょう症の話で問題になるのが、若い女性たちの過激なまでの「やせ願望」です。
やせているということは、見た目は大変よいのですが(私も好き)、それは脂肪が少ないだけでなく、骨塩量も少ないことを意味しますので少し心配な話しです。やせ細った若い女性たちが、やがて「おばあさん」になったとき、骨粗しょう症が多発するのは考え物です。日本国家の莫大な医療費が必要になるのも心配ですが、それよりもシニアになったら骨のために少し太ったお母さんを目指して骨を労わって下さい(^◇^)。
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