改めて知った楽しみ
2011/9/15 中山律子ファン さん先日娘家族が帰ってきた。孫を引き連れて大荷物での帰省である。
二人の孫はまこと大きくなっていて、長期休みとなるとずっと家に居るのを持て余しテレビ三昧、ゲーム三昧であった。折角準備しておいたプールも始めは喜んで家とプールを出たり入ったり…なのに家に戻ってはテレビ、ちょっと足を浸けに行ってはまた戻ってゲーム、買い物に行くとマンガを買わされる始末…。
まだ孫が小さい頃には、庭で一緒にボール遊びをしたり、裏山に登って草花を観察して楽しんだり、近所を散歩して景色を楽しんだり…、いろんな楽しみを共有できたものだが、これも成長なのかと爺離れをちょっと複雑な気持ちで眺めていた。さて、少々長期で滞在する予定だったので、お出掛けスケジュールをあらかじめ立てていた娘も段々とネタが尽きてきて、益々子供たちが退屈しだした時、ふと昔取った杵柄「ボーリングはどうだろう?」と思い立った。早速皆に提案してみたのだが、一体どんなことが喜ぶのかと現代っ子事情を知らない私、「面白くない」と言われようが、気持ちは昔のスコア再現に向けて浮足立っていたのだ。
しかし提案してみれば孫たちの反応は「行きたい、行きたい!」で、早速車を走らせ一家ボーリング大会と相成ったのである。さてボーリング場に着くと、意外にも孫たちの勝手知ったるような受付でのやり取りを目にすることになったのだ。娘曰く、地域の子供会行事でボールング場を度々利用しているとのことであった。
ボーリングといえば私が現役世代のころには、地域はもちろん会社や仲間たちと、何かにつけて繰り出し、ボーリング場主催のアマチュア大会なんかも頻繁に催されて、私もよく足を運んだものだ。会場は家族連れや、かなり気合の入ったアマチュアボーラ―でいつも盛況していたが、近年ではすっかり錆びれてしまったイメージがあった。あんなに頻繁に出入りしていたのに、なぜ足が遠のいてしまったのか確然たる理由もないのだが、長らくボーリング場に足を踏み入れることはなかったのである。結果は、孫に爺のいいところを見せようとちょっと気合を入れたものの、昔のイメージとはかけ離れた現実であったが、改めて楽しさを知るいい機会になった。しかもシニアの年代になった私にとって、普段とはちょっと違う動き、汗こそかかないものの、軽い運動といったところだろうか。昔と比べると球足もノロノロ、それどころか運動不足も相まって足元すらノロノロ…何とも情けない思いもあったのだが、そこはシニアの自覚を持って、ま~こんなもんだ!と割り切ってプレイ。年齢にはかなわないのだからの気合で、少々の集中力・体力をほどよく要するボーリングは、次回孫たちが戻ってくるときにはもう少し上達(?)しておこうかと、運動不足気味の私にとって趣味の一つに取り入れてみようかと思った。
世間はボーリング離れかと思っていたが、意外や意外にも気合十分シニア夫婦、仲間も結構いるのに驚いた。
私もこれから、もう一花咲かせることができるかも知れないぞ!シニア生活の楽しみが増えたというものだ。シニア向け特集記事
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