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シニアの役割

2011/10/27  シニア初段 さん

シニアの役割定年までにはまだ少しの私であるがやはりシニアの世代、定年後の生活や仕事、趣味のことなどを、ふと考えるようになってきた。趣味はある。一つのことに没頭するというよりも幅広く興味を持ったことをとりあえずやってみる…浅く広く、であるが。そのお陰でこれまで退屈しない日々も送れた。

しかし定年となって退職したのちの生活はどうなんだろう?と考えるようになってしまった。
退屈しない日々を送れた、と言っても仕事あってのことではないだろうか?現役の頃は子供たちのこともあるし我武者羅に仕事に打ち込んでいた。仕事に打ち込んだ分、余暇には羽を伸ばしてリフレッシュすることが快感だったが、これが定年して仕事をしなくなった、となるとどうだろう…。果たしてようやくとばかりに好きなことを満喫することができるのだろうか?

そんなことを自問するようになったのも、シニアという世代に加えて、東日本大震災以来、定年した方々の活躍ぶりをまざまざと拝見することが多くなったからではないだろうか。
先の地方紙で、既に引退した方たちがそれぞれに培った専門技術を被災地で活用させようと集い、ボランティアとして申請された、という記事を拝見した。要請があればいつでも出向いて活動したい、とのこと。
現役を引退してもなお、培って身に付けた技術に終止符を打つのではなく、これからは社会貢献したいというのだ。
現役を引退した人たちがボランティアとしてその技術やノウハウを提供していく、というのをよく耳にする。身近には地域事業や学校関係などで活躍している人が多いようだ。

しかし私の職域ではそういった、若い世代に提供していくような技術・ノウハウなど専門的なものは見当たらない。されど誰にでもできるような、何らかの形で地域に貢献できることはありそうだ。これも一つ視野に入れておいていいかもしれない。
そして、ボランティア活動だけでなく、仕事としてはどうだろうとも思っている。仕事を定年退職したのち、もしくはその前から、全く畑違いの業種で独立や開業をする人も多い。そいう人たちは既に定年ずっと前から計画を立てて着々とノウハウや資金作りに努力されているのだろうか。第二の人生とは言え、あまり大きなリスクを負うことはできない。

しかし、ボランティアにせよ独立にせよ、社会と繋がりを持ちながら貢献できるのがシニアのこれからの楽しみのように感じている自分がいる。
定年までにはまだ少し時間がある。
これからのシニアの役割とは…自分はその範疇において一体どんなことができるのか…もう少しゆっくり考えてみてもよいのだろうか。

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