ポールウォーキング
2011/12/27 山里ウォーカー さん
右足に骨髄炎を患いました。細菌(=ウィルス)が骨の中に入り込んだようですが、どうしてそうなったのかはわかりません。
年のせいだろうと痛いのを甘くみていたところ発見が遅れ、敗血症いっぽ手前という危うい状況になっていたのです。
急きょ入院して膿を抜き取るオペをしてもらい、その後抗生物質の治療で一週間あまり入院して事なきをえました。
おかげさまで順調に回復し、いちじ落ちていた体力も戻ってきたものの、退院後は杖を使う生活になってしまいました。私は巳年生まれのシニアですが、生来健康で、長年草野球で活躍し少年野球の指導もやっていたこともあって足腰が丈夫と言うのだけが取り柄。
杖なんぞあと10年は使わずにすむだろうと、勝手に思い込んでおりましたが、何のことはない、あまりの不自由さに早速お世話になることになりました。さて、杖と言っても侮るなかれ。
今頃そんなこと言っているのかと諸先輩、同胞らにお叱りを受けそうですが、実際に使う身になってみると、あんな単純な棒とはいえ、あるわあるわもうピンキリどころか千差万別、使い勝手もさまざま。私は田舎に住んでおりますので、季節を感じながら散策できる里山の道があちらこちらにあります。
リハビリがてらそのへんを歩こうとすると、普通の杖ではダメなんですね。
あの華奢な杖は、都会の舗装された道であればいいのでしょうが、少しでこぼこのある、土の道や砂利道になると役不足です。
そう、安定感に欠けるのです。すっころんだりしたら元も子もない、また病院に逆戻りになってしまいます。慌てて買った2本の杖はどっちも使い勝手が悪く、結局お蔵入り。
そんな時に手に入れたのが「ポールウォーキング」用の杖。
もっとも、自分で見つけたというわけではなく高校生の孫が買ってきてくれたんですがね。
「新しいもの好きのおじいちゃんに」この杖ならぬ「ポール」、普通の杖と何がちがうかといえば、スキーのストックのように両手=2本で使うところにあります。左右2本で支えるので、普通の1本の杖のように片側に重心が偏るということがなく、バツグンの安定感でバランスもとりやすい。
何より姿勢良く歩くことができるところが一番のポイント。もともと、「ポールウォーキング」は、2本のポールを使って歩く立派な「有酸素運動」で、正しくおこなえば、ただのウォーキングより30%もエネルギー消費が上昇するというものらしい(と説明書には書いてある)。都会では中年の女性を中心に人気があるそうだ。ノルディック・ウォーキングともいうらしい。
年寄りに言わせれば「二刀流闊歩術」。
ポールはカーボン製で驚くほど軽く、コルク製の持ち手と手首にかけるヒモはすこぶる使いやすい。
何より見た目がそこらの敬老杖とは全然ちがって、アスレチックなのがいい。少年野球の元コーチですからな。「・・・・・・若ぶっちゃって」
という家人の憎まれ口もなんのその。元気に歩いていると、ご近所のほかのお年寄りから声を掛けられます。
昨日は調子に乗って歩きすぎたせいか、今日はちょっと膝とわき腹が痛い。やはりプラス30%の有酸素運動というのは本当かもしれないとほくそ笑む。何ごともほどほどにしなければと自戒しているところですが、当分ポーウォーキングはやめられそうにありません。
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