痛感した「歯」の大切さ
2012/2/4 隠密犬歯 さん
特集記事(※)に掲載されていた「歯」についての記事を穴が空くほど拝読させていただきました。少し前に「虫歯や歯周病の菌が血液を通って血管を詰まらせる」という話を何かで耳にしたことがあったのですが、とりわけ歯から近い頭部の血管を詰まらせることがある、というものでした。ハッとしたのが義父の病状。ずいぶん以前に脳梗塞を患ったことがあり、何ら後遺症もなく済んだものですが、その後、もう若い頃に抜いたはずの親知らずの歯の根っこが残っていて、普段入れ歯の手入れも怠っていたせいか菌が繁殖し、歯ぐきが腐食しており、何度かの口腔手術を受けることがありました。
歯周病と病気の関係の話を聞いた時に、「もしかしたらこの口内環境から脳梗塞を引き起こしたのかも…」とハッとしたのですが、最近、知らずのうちに肺炎を患うことになったのです。「風邪を引いてた!?」と周りはみな不思議がったものですが、お医者様曰く、「風邪だけでなく、誤飲などで肺に食べ物が入った場合も炎症を起こすことがあります。口の中の雑菌が入る場合もあるので、原因がこれ、という特定はできません」とのことでした。「口の中の雑菌が入って炎症を引き起こす」という言葉に、またまた目を丸くした私でしたが、その後さらに、実父が心臓の手術を受けることとなった際にお医者様から言われた言葉、「虫歯などがあれば今のうちに治しておいた方が良いです。
心臓は口から近い場所なので、虫歯の菌などが血液から入ることが稀にあるので、口内は清潔を保っておいてください」なる指導。実父は年齢の割に歯の丈夫を保っており、入れ歯もしていませんが、その指導からは毎日デンタルフロスでのお手入れを欠かしていません。歯のことに気を遣う子供時代。だんだんとおごそかになっていく青年時代。自分の歯にはかまっていられない現役時代。そして、いろんな症状が出てくるシニア時代・・・でしょうか。
知らずして口内環境を放っておくと、大変なことになるシルバー時代を迎えることになるのでしょう。咀嚼による効果という観点から、歯は健康上も大切であるということは昔から言われていますが、とかく、ないがしろにしてしまいがちな部分です。歳をとったらどうせ入れ歯になるから・・・とはよく聞きますが、きちんとメンテナンスをしてご自分の歯でしっかり食事を摂れているご年配の方もいらっしゃいます。そういう方は本当に若々しさすらも保ち、はつらつとしたご様子を伺うことができます。容姿だけでなく、身体的な若さも、きっと保っていらっしゃるのだろうと察することができますね。
以前、近所の友人が、まだ小さいお孫さんに自分で噛み砕いた食べ物を与えようとすると、若いお嫁さんから「菌がうつるので噛み砕いたものを与えないように指導されている」ようなことを言われた・・・とぼやいていましたが、私にとっては身震いするような話でした。虫歯になったら歯医者、ではなく、定期的に診てもらうことで、いろんな面を予防できるのだと痛感しました。たかが歯、と思わずに・・・。
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