私たちの定年後の生活を充実させた存在
2012/2/21 ワンちゃん隊 さん私が数年前にすべての子育てを終え、そして昨年に夫が定年を迎え、「定年後の生活」・・・第二の人生は何をしようかといろいろ二人で考えてきました。そして昨年の9月、「犬を家族として迎えようか」という結論を出し、さっそく迎え入れたのです。
飼い始めたのは柴犬。やはり日本らしい犬がいいな、と思ったので。人懐こそうな丸っこい顔が印象的だったので、「マル」と名づけました。
マルは家に来て早々に、部屋のあちこちでヤンチャをやらかしてくれていますが、その姿がまたとても愛らしいのです。柴犬は特に飼い主に忠実な犬種と言われますが、本当にそのとおりですね。特に夫の言うことにはビシッとしたがっていて、覚えたばかりの「お手」をする時の真剣な顔を見ると自然と笑顔がこぼれてきます。ところで、定年後の生活に犬を迎え入れる、というのは賛否両論あると聞きます。
定年後の生活に犬を迎え入れることを否定する人たちにとってはやはり、「飼い主が先に死んでしまったら犬を不幸にしてしまう」という、大きな心配があるようです。
実は私たちも、その点は少し悩みました。ですが私は夫より10歳下という、今で言うところの「歳の差婚」でしたし、幸いにもずっと健康体でここまでやってこられたので、マルが少々長生きしても最後まで面倒を見てあげることができる可能性は高いと思っています。
それでも、どうしても万が一のことがあれば、長男の家で世話をしてもらうという話もつけました。「まあ母さんは大丈夫だろうけど」と笑いながら約束してくれました、ありがたいことです。こうして犬を迎えることを決めた我が家ですが、マルが来てからは予想以上に生活が変わりました。まず私が、これまでよりもずっと健康を意識するようになったこと。「絶対に健康なままで、マルより長生きしないといけない」と思うようになりました。
夫も、マルが我が家に来るまでの定年後の生活といえば、特に趣味を持つこともなく、どちらかといえばボーッとこれまでの長年の疲れを癒すような状態になることが多かったのですが、元気いっぱいのマルが来てからは、また生きがいというか生活のハリが出てきたようです。マルは人間の言葉は話せませんが、夫が話しかけるのを首をかしげながら一生懸命聞いているようで、夫もマルが聞いてくれることに気を良くして、いろいろと笑いながら話しかけています。また、マルの散歩は夫婦揃って行き、その間いろいろ話すようになったことがきっかけで、以前よりずっと夫婦での会話をする時間が増えましたね。それまでは良くも悪くも「お互いが空気のような存在」で、そこに居るのが当たり前、という状態に慣れきっていましたが、昔のようにいろいろ二人で話す時間が今になって持てるようになったことを嬉しく思います。マルのおかげで、定年後の生活が一気に充実してきたような気がしますね。まだまだ「犬飼い初心者」の頼りないパパとママだけど、マル、これからもよろしく。
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