膝に優しい生活を
2012/5/30 のん さん先日、お天気の良い早朝、近所のお宅の少し広がった道路の脇に、一台の大型バスが停車していました。年に何度か見る光景なのですが、地域の仲の良いシニア世代の方たちが何人か集まり、時季の良い折に遠方へ登山旅行に行かれるのだそうです。
とても良いご趣味とお仲間をお持ちだなぁと、数人を乗せて次の集合場所へと出発する大型バスを見送りました。
冬には結構な雪が積もるこの地域ですが、春暖かくなるころから、早朝にウォーキングをされるシニアの方をたくさん見かけます。「おはようございます」とご挨拶をすると、みなさんハツラツとにこやかなお顔で返事が返ってきますが、中には「最近はあまり歩くとすぐに膝が痛くなる…」という方もいらっしゃいます。健康のためにと始めたウォーキングや趣味の山歩き、お元気そうに見えても年齢とともに体への負担を感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?普段の生活の中で一番感じるのが膝痛でしょうか・・・。膝痛を訴える半数以上は変形性関節症で、40歳以上のシニア女性が圧倒的に多いそうです。膝の違和感からはじまり、徐々に傷みを伴ってくる、進行性が多いのだそうですが、急にひどくなるわけではないので、普段の生活での心掛けがとても大切になってきますね。
せっかく健康のためにと始めたウォーキングも、平地を歩くこと自体が膝には体重の3倍もの負担が掛かるとなると、ご自分の体に合った歩き方をしなければいけませんね。無理のないように、その日の体調に合わせて、ご自分のペースで日々の運動に取り入れてほしいと思います。
そして、気候の良い時などに日常とは少し離れた自然の空気に触れながら、気の合う仲間とともに山歩きを楽しめたら、気分も晴れやかなことでしょうね。
そのためにも普段から、なるべく膝に負担を掛けない、膝に優しい生活を送っていきたいものです。以前読んだ人間の免疫について書かれた本の中で、「痛みは人間の自然な免疫反応、一時的に血流が悪くなった部位に血液をたくさん送りこむことで痛みを感じるものなので、痛みを止める=血流を止める仕組みの痛み止めは血栓をつくる原因になる」と言う内容を読んだことがありました。なるほど、脳梗塞や心筋梗塞などを患ったことがあるご年配の方のほとんどが、何らかの痛み止めを頻繁に使用・服用している、というのは身近な親を見ていて納得でした。
薬は必要ですが、頼りっぱなしにせず、適度な運動が良いという証明ですね。
膝に負担を掛け過ぎない、甘やかし過ぎない優しい生活で、いつまでも気の合う仲間との山歩きを楽しんでもらいたいものだと思いました。シニア向け特集記事
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