定年退職後の生活・・・予期せぬ出費で貯金半減
2017/12/21今回の特集は、65歳、大手企業の元管理職だった方の近況をお届けします。
予期せぬ出費が重なり、老後の計画が大きく狂ってしまったとのことです。やっと年金が出る年齢になりましたが・・・
やっと年金が出る年齢になりました。
58歳で大手企業を退職して、3年間は子会社の顧問に就いて、65歳になるまでの4年間は主に退職金を細々と取り崩して、時々スポット的な仕事を元の会社から回してもらうなどして、なんとかやりくりして65歳になりました。
子どもたちも家を出て、夫婦二人の平穏な生活が始まりました。収入は 約25万円
支出は 約27万円
年金は厚生年金と企業年金を併せて月25万円。
これだけあれば、そこそこに食っていける、と思っていました。生活費の内訳は、・食費 4万6千円
・住居費 4万円
・水道光熱費 1万8千円
・通信費 1万6千円
・被服費 1万3千円
・交通費 5万円
・保健医療費 2万円
・交際費 1万4千円
・小遣い(夫婦) 5万円
・その他というところで、少し赤字ですが、節約すればだいたい収支均衡するところです。
住居費は住宅ローンがあと3年くらい残っているのですが、ここまで来ると繰り上げ返済してもしなくても対して変わらない。
元金と利回りは8対2くらいになっていますから、まとめて返す必要はありません。
交通費がちょっと高いようですが、これには後で述べる事情があります。ぎりぎりですが、預貯金があと2000万円くらい残っていますので、夫婦で世界一周旅行をしてみたいと思っていました。
だいたい、一人300万円くらいかかるらしいんですが、まあ、ぎりぎりなんとかなるかな、と会社を辞めたころから思っていたんですが、そうもいかなくなりました。車をぶつけられて買い替え
だいたい半年ぐらいは収支均衡ペースできました。しかし、まず、妻がクルマをぶつけられました。
いわゆるおカマを掘られて、しかも、ぶつけた相手は逃げちゃいました。妻は軽いむちうちで済んだのですが、クルマの後ろはぐしゃぐしゃ。逃げた相手は捕まらず、警察ってのは無能だからね。廃車以外に手がなく、しかもけちって自動車保険をかけていなかったため(搭乗者保険はかけていますよ)、仕方なく、クルマを買い換えることにしましたが、ここで妻がごねました。
ベンツじゃないと乗らない。ぶつけられても頑丈なクルマじゃないとだめ、って譲らないのです。まあ、仕方ありませんよね。これが500万円くらいかかって、しかも、大きいのでうちの駐車場に入らず、いや入るけれどもぎりぎりでこわいからと、近所に駐車場を借りて、しかもしかも、この外車、ガソリン食いでたまらない。
風呂が壊れてしまった
悪いことは立て続けに来るもので、家の風呂が壊れてしまいました。
風呂桶の底からものすごい水漏れがして、土台部分から外に漏れちゃってる。
うちはユニットバスではないので、風呂場を全部壊さないと直らないといわれて、これが泣く泣く130万円くらいかかった。
直さないわけにはいかないので、どうにもならない。娘の結婚
さらに娘が結婚することになりました。
めでたいといえばめでたいのですが、親としては結婚式にまた金がかかるわけですよ。やっぱりちゃんと送り出してやりたい。
結婚式は来年ですが、いくらかかるのか、いまから戦々恐々です。
娘と妻はパンフレットを取り寄せていろいろ計画しているようで、その楽しげな様子もまた男親にとっては怖さ倍増。
半年で貯金が半減
そんなこんなで2000万円あった貯金は、この半年あまりで半分に減ってしまい、海外旅行どころではなくなってしまいました。
生活費を少しづつ切りつめている毎日です。(初稿:2012/11/28)
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