退職後の生活･･･健康オタクの夫

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退職後の生活･･･健康オタクの夫 2013/3/12

今回の特集は、６０代のご夫婦のお話です。

ご主人が体に気をつける余り健康オタクになってしまい、奥様はちょっと困り気味のようです。

定年後の生活

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子供たちは独立、悠々自適の生活

夫は６８歳、私は６５歳です。

子どもたちは独立してよそに家を構えていますので、夫と二人の老後の生活を送っております。

二人とも健康でまだ働ける体力はありますが、とりあえずは仕事もリタイアして悠々自適の生活をしています。

平均的な年金生活者です

収入は　約２６万円

・夫の年金　　　　　　　１９万９千円
・妻の年金　　　　　　　　６万５千円

支出は　約２３万円

・食費　　　　　　　　　　７万円６千円
・水道光熱費　　　　　　３万１千円
・通信費　　　　　　　　　１万３千円
・被服費　　　　　　　　　１万９千円
・住宅維持費　　　　　　２万円
・夫小遣い　　　　　　　５万５千円
・その他　　　　　　　　　２万円

これを見ますと、おそらく非常に平均的な年金生活者だと思います。

住宅維持費というのは、３０年前に小さな家を購入しローンは完済したのですが、だいぶガタがきています。
雨漏りはするし、壁はひび割れて、本格的な補修工事をしなければならなくなっています。

やっぱり１００万単位でお金がかかるので、そのための積立てをしているのです。
夫はこのままでいいよ、とか平然としているので、なかなか踏み切れないでいるというのが実情です。

心臓病を機に体に気をつけるようになりまして･･･

問題なのは食費です。夫婦２人でこんなにかかるのはぜいたくだと思われるでしょう。
その理由･･･、実は夫は健康オタクなんです。

会社勤めしていた頃は、体力に任せて健康なんかほとんど無視していました。
毎日のように大酒を飲み、たばこは１日２箱。脂っこい食事が好きで、コレステロールと糖尿でぶくぶくと太っていたのです。
それが５０代に心臓で一度倒れてから、たばこをぴたっとやめ、お酒も控えるようになってジョギングも始め、健康に気を配るようになりました。

リタイアしてからその傾向はますます拍車がかかっていき、のめり込む感じになってしまっています。
妻としては、健康に気を使ってくれるのはいいけれど、やりすぎ、若干迷惑でないこともありません。

シニア｜健康

どんどん拍車がかかっています

肉、野菜などの食材はすべて無農薬。
そういうのを売り物にしている生協があるんで、そこから配達してもらっています。

そればかりでなく、みそ、塩しょうゆといった調味料もすべて健康志向のもの。
スーパーなどで売っている普及品は買わせてもらえません。
そんなのを買うと夫は勝手に通販などで取り寄せてしまうのですから。

こないだなんか、３万円の農家自家製無農薬みそを通販で買ったんです。
無農薬うんぬん以前に、夫婦二人で２升もあるみそなんか、使い切れないわよ。

それに加えて、高価なサプリメントもしょっちゅう購入しています。
世の中には健康サプリメントとか健康食品とか、ものすごくいっぱい出回っていますが、その一つ一つを試すように買うのです。
１袋何千円とかいうのをいくつも購入しているんです。
定期購入したくせに、これあんまり効かないなあ、なんてぶつぶつ言いながら飲んでます。

シニア｜ゴルフ
それとゴルフね。
お金のかからないジョギングなんかにしてくれればいいものを、デフレで安くなったとはいえ、ゴルフはお金かかりますよね。
週に１回はコースに出ていますし、出ない日は近くの練習場で「猛」練習。