定年退職後の生活・・・熟年離婚しようかな
2018/5/22お互いに内緒で、熟年離婚を考えているご夫婦です。まさに、仮面夫婦ですね。
自分のために生きるのもいいんじゃないかな
熟年離婚をしようと思っています。
熟年離婚というと、だいたい妻の方から言い出すのが常ですが、夫の方から切り出すことだってあるわけです。
妻も実はそのつもりのようです。こないだ仏壇の引き出しに、弁護士の名刺と弁護士事務所の封筒が入っていたのを見つけたのがその証拠。といって今すぐというわけではありません。夫であるわたしもいま五八歳で、定年を近く迎えていますが、まだまだ働ける。
浮気とかしたわけではありません。
ただ、定年を前に、自分の稼いだ金を自分で使いたい、という気持ちが膨らんできて仕方ないのです。結婚してからほとんど三〇年間私は家族のために働いてきました。
家庭では暴君だったかもしれないけれど、浮気もせず、働きづめに働き、三人の子どもも独立し、家長としての役目は果たしたつもりです。
それが人生の最後の方になって、自分のために生きるのもいいんじゃないかと思うようになってきたわけです。家の雰囲気は・・・円満です
私、昔から鉄道が好きで、鉄道で日本中を旅行してみたいというのが夢でした。
鈍行でどこまでものんびりと行くなんて、勤め人にはぜいたくをきわめますから、会社やめたら絶対にやってみたい。どうやら妻も同じことを考えている気配があります。それが弁護士の名刺になっているのでしょう。
これも浮気とかじゃなくて、ただ私から独立したいらしい。どちらもそう思っている夫婦ですから、当然、家の中は冷え切っていると思うでしょうが、実はそうでもないのです。
結構、円満に冗談を言ったりしているわけです。こっちの方が怖いかもしれませんね。掃除やら洗濯、食事などがたいへんじゃないのとか言われるかもしれませんが、別にそんなもの、妻でなければできないわけでもないし、なれれば私だってできるはず。
しかも、そういう専門の業者もいるだろうから、頼めばばいい。
なにも勝ち誇ってやってもらう必要もないのであります。作戦を考えています
ただ、今すぐというわけではありません。
私はまだ仕事を持っていますし、家政婦としての妻は必要です。
妻もいま離婚したら、多分、財産分与は雀の涙ほどで、私の退職金を半分もらうことは不可能になるでしょう。しかも、笑っちゃうことに、私はおそらく六五歳まで今の会社に居続けるつもりなのです。
五五歳でいろいろな手当がなくなって給料が安くなり、さらに六〇歳にはもっと安くなる。
うちの会社はそういう給与体系なんです。早くやめろという意味なんでしょうけど、勤め続けている限りは、いつまでも退職金は出ない。
女房がいかに当てにしていても、でないものしようがない。しかも、退職する際に、私は退職金を年金の形でもらうつもりなので、一括して受け取るのは一部、女房が期待するほどまとまったお金は手に入れられないようにします。
聞いたところでは、妻の方から半分の年金分割を求めることができるそうですが、丸々半分ではなく、老齢厚生年金の部分だけらしいので、数万円程度らしいです。
そのくらいだったら、くれてやってもいいと思っていますけどね。敵も私のそう言う気持ちをうすうす知っているらしくて、どうやら内緒でへそくりを貯めているらしい。
表面上の家計費はこんな感じですが・・・
収入は 約32万円
・給与 32万円
支出は 約30万円
・食費 7万円
・水道光熱費 1万5千円
・家賃 11万円
・車代 5万円(クルマの維持費、駐車場代など)
・衣服費 3万円
・その他 2万5千円夫婦二人で食費がそんなにかかるわけもありませんし、クルマだって、近くに住んでいる子どもに会いに行くくらいだからガソリン代もそんなにかかるものでもない。
どうやらそのへんを水増ししてへそくっている感じがあります。はてさてどうなることか。
(初稿:2013/05/08)
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