50歳初婚、こんなはずじゃなかった
2013/6/26初婚シニアの結婚記を紹介しますが、必ずしも快適とは言えないようです。
シニア夫婦・・・お互いに初婚
私は現在50歳。去年結婚した妻と二人暮らしです。初婚です。
妻も40歳を超えての初婚で、お互い機会なく人生をすごしてきたのが、ここに来て遅い春が来たわけです。仕事は地元のメーカーに勤めていますが、元は農家ですので、ほそぼそと米やら野菜やらを作っています。
両親が病気がちなもので、なかなか縁がなくてこの年まで一人で過ぎてきたのです。今はヘルパーさんなど介護の人をお願いして、とりあえず近所ではありますが、一人で暮らしていました。妻もやっぱり親の介護に追われて、結婚する機会がなかったようです。
お互い、一生独身だろうなと半分覚悟していたのですが、縁があって結婚することになりました。独身の頃がなつかしい
結婚生活とはこんなものか、と気恥ずかしいながらも新婚生活を満喫しているのですが、ただ、独身の頃がなつかしいという気持ちも時々出てくるのが奇妙に思われます。独身の時は会社からの収入はほとんど自分一人で使うことができました。
酒が好きなものですから、毎晩、酒場にくり出し、夕食はほとんど酒でごまかしているという状態でした。
体だけは丈夫でしたので、それでよかったのですが、今は家に帰ってみると勝手にごはんが出てくるのです。それはとても健康を考えた食事で、以前のように好きなものを好きなだけ食べられるというわけにはいきません。
仲間と飲みに行くこともめっきり減ってしまいました。
家で奥さんが待っていると思うと、気兼ねなく飲むというのができなくなっています。私は地元の野球チームに入っているので、休みの日も結構かり出されることも多いのです。
そして、試合の後は決まって飲み会。
ということは、休みの日は一日つぶれるわけで、奥さんへの休日サービスはまったくできません。
そういうことが、すごく心理的な制約になっているのです。別に不満というわけじゃないですよ。結婚生活という新鮮さが、一年少したって薄れてきた頃合いかな、と思うわけです。
時々たまらなく独身時代がなつかしい。結婚生活にうまくなじめていない
飲みに行くんなら奥さん連れていけばいいじゃない、という人もいるかもしれません。
そういうことも何度かしましたが、彼女自身が人見知りで、わいわい騒ぐのが好きでもなさそうなので、最近は飲み会に誘うこともありませんし、野球の応援も頼むこともしなくなりました。向こうは向こうで仕事もっているし、それでいて家事も頑張ってくれている。
それが心苦しいということもあります。
苦労させているな、という感じもあります。なんというか、独身時代が長くてそのペースになれていただけに、結婚生活にうまくなじめていないのかもしれません。
結局、相手との距離感がうまく取れていないのでしょう。家計にはゆとりがあります
おかげさまで共働きなので、収入面では不満はありません。
収入は 約70万円
・給与 70万円(二人分)
支出は 約37万円
・食費 7万円
・水道光熱費 2万2千円
・家賃 13万円
・車代 3万5千円(クルマのローンなど)
・衣服費 4万円
・趣味 2万8千円
・酒代ほか 4万円月々かなり余ります。ただ、その使い道が難しくて、いずれ夫婦でどこか旅行に行こうと思っているくらいなんです。
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