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シニアと孫 ~お金の関係は?~

2013/7/3 

目に入れても痛くないほどの孫。もうかわいくてかわいくて仕方がない!
シニア世代には孫が生きがい、という方も多くいらっしゃるでしょう。

そんなお孫さんたちにどんな形の金銭的援助をしてあげたいですか?
教育資金贈与信託は、かなり余裕があるご家庭向けですので、ここでは通常のレベルで考えてみました。
シニア|孫

ウチ孫とソト孫格差

ウチだソトだなんて差別なんかしてないよ、と言うものの実際には同居している孫が一番かわいい、というのが密かな本音。なんといっても“懐いてくれるから”。そりゃそうでしょう!

一年に数回しかやってこない外孫に比べると一緒に住んでいる内孫は、密度が違う。
中学生ぐらいになって憎まれ口のひとつでもたたくようになっても、「おこづかいが足りない」なんて悲しそうな顔をすれば、「お父さんやお母さんに内緒だよ」といいながらつい財布の口をあけてしまいます。

それに比べると、外孫にはそんな日常がありません。
お正月のお年玉やたまに会ったときのおこづかい・・・・・・、内孫のそれに比べれば、蓄積されたその額の差は結構なものになるでしょう。
定年後の生活|お孫さん

孫のための学資保険

子供夫婦は、長期の住宅ローンに加え塾や習いごとなどの費用で生活に余裕がありません。わかっていても、なかなか教育資金の積み立てまで手が回らないのが現状です。

そんな子供夫婦にかわり、祖父母が孫のために 学資保険に加入する(保険をプレゼントする)というケースが増えてきています。

かつては、学資保険の契約者になれるのは55歳まででしたから、よほど早く孫を持たないと祖父母は自らが契約者になることができませんでした。
というのも、学資保険の保険料の振込期間はほとんどのばあい18年間ですから、老い先の短い(失礼!)シニアは払込期間満了まで元気でいるかどうか不安、というわけでこういった制限があるのです。
孫を可愛がる
ところが、ごく最近になって、保険料の払込期間を5年にすれば69歳まで契約できるという学資保険が登場しました。
本来18年間で払込む保険料を5年間で払込まなくてはならないので、当然月額は高くなりますが。

もちろん、どうしても自分が契約者にならなくても子供夫婦に契約者になってもらい、費用だけを負担する方法でも良いのですが、保険料は口座振替の場合、契約者名義の口座でないといけませんから、子供(息子、娘、嫁?)の口座にお金を振り込まなくてはなりません。

そうすると、考えたくはありませんが孫のための保険料を子供たちが勝手に使ってしまうかもしれない、という心配がおこります。保険料だとお金を渡しても、実際は飲み代に使われてしまうかもしれない・・・。

そうなってしまうぐらいなら、今このときに目に見える形で援助する、というのがベストですね。

発表会や試合が楽しみ

シニアと孫
お孫さんが小学生時代までのうちは習いごとをするでしょう。

今は早いうちからスイミングやピアノ、バレエ、サッカーなどを始めさせる親も多いですから、その月謝を負担するだけでも親は大助かりですし、孫も喜ぶでしょう。
ピアノやバレエなどは発表会がありますし、スイミングは大会、サッカーは試合があってそれを見に行くのも楽しい。

習いごとのお金だよと子供夫婦に援助しても、ほんとうは何に使っているかはわかりませんが、実際にその活動を孫がやってさえいれば、それじたいで何らかの足しになっていると考えることができます。

あるいは月謝の負担でなくても、必要な道具や練習着、お衣装を買ってあげるというかかわりでも孫はとても嬉しいものです。

金銭的な援助以外で

シニア|送り迎え
孫にはお小遣いもあげたいし、必要なら習いごとや塾の費用だって出してあげたい、と思っていても孫の数が多い場合、ひとりだけに援助すると不公平になってしまいます。かといって全員にそうするとなると結構な負担がのしかかってきます。

仕事現役時代であれば良いのですが、年金生活になってしまうとそこまでの余裕はなくなってしまうかもしれません。

そんな時、保育園や塾・習いごとの送り迎え(たとえそれが時々であっても)が子供夫婦にとって助けになることはもちろん、孫にとっても貴重な思い出になることでしょう。

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