【50代から始める】シリーズ(17) 水彩画
2013/10/11ひまをもて余しているものの、日々の暮らしに余裕のないシニアの暮らし。
水彩画は、それほどお金のかからない趣味のひとつです。
絵には、描く人の“心”があらわれます。
『水彩画の描き方』といった入門書がたくさん出版されていますが、参考にするのはいいですが、絵の描き方は自由です。
“黒”一色で描かれた絵とか、あまり常識にとらわれない方が味のある絵が描けるように思います。
数をこなすうちに自分の持ち味がつかめてきますから、のびのびと好きなように描きましょう。
<<水彩画の道具>>
●透明水彩絵の具
最初は、12色程度の基本色が揃っている「透明水彩絵の具セット」を購入しましょう。
描いているうちに、白とか黒の特定の色だけ減ってきますので、減りやすい色をあとから追加で買い足すようにしてください。
●パレット
大きめのパレットの方が、多くの色を置くことができるので使いやすいです。
金属製やプラスチック製のものがあります。使いやすい方を購入してください。
●筆
筆には、空など広い場所に色を塗るときの「平筆」、線を描くときやハッキリしたタッチで描ける「丸筆」、細かな部分に色をつけるときに便利な「小筆」があります。筆ごとに号数が分かれています。
本数が少ないと、色を変えるときに洗って使わなければなりません。できれば、「レッド系専用筆」とか「ブルー系専用筆」など、使用頻度の多い色ごとに数本揃えておくと便利です。
筆も、水彩画だからといって専門の筆を使う必要はありません。
変わったものを筆に代用することにより、個性的なタッチで描ける場合もあります。
●筆洗
陶器製やプラスチック製のものがありますが、違う色の筆を別に洗うことができるように、小分けされているものがおすすめです。
●水彩紙
水彩紙には、荒目、細目、極細など、いろいろあります。描く紙が違うと、画風が多少違って見えます。
絵が上手に見える水彩紙も存在しますから、いろいろ試し描きしてみてください。
●鉛筆(B、2B)
鉛筆はデッサンする際に使用しますが、HBだと芯が硬いので、Bとか2Bといったやわらかめの鉛筆が使いやすいと思います。
●練り消しゴム
普通の消しゴムでもいいですけど、消しカスのでない「練り消しゴム」がおすすめです。
白い部分で消して汚れたら、汚れた部分を練って中に押し込み、白い部分を出して消します。
絵の具をはじめとして、ほとんどの道具を100円均一ショップで揃えることができます。
<<静物画>>
花瓶に生けた花、果物を組み合わせたもの、おもちゃなど、なんでもいいです。
静物画を描く際には、「構図」や「光のあたり具合」などを決めてデッサンします。
テーブルの上に置いたりんごやバナナの組み合わせ、右寄りか左寄りか、朝の光をあててツヤのある様子を描こうかとか、いろいろ試行錯誤して構図を決めます。
<<肖像画>>
家族や友人をモデルに描く肖像画、鏡を見て「自画像」を描くのもいいと思います。
好きな芸能人や映画俳優の写真を見ながら描いてもいいでしょう。
なかなかじっとしていてくれませんが、ペットがモデルでもいけそうですね。
<<風景画>>
日本には、絵になる景色がたくさんあります。しかし、特別な場所でなくても、その人の描き方ひとつで素晴らしい絵に仕上がる可能性は十分にあります。
旅行のお好きな方は、これから紅葉のシーズンです。旅先に携帯用の水彩絵の具セットを持っていくと、気の向いたときに描くことができます。
旅先から絵手紙を書いて、ご家族や親しい友人に送るというのも喜ばれそうです。
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