シニアエイジによるデジタルカメラの楽しみ方(1) 大和 淳
2011/7/11今回から3回シリーズで、シニアエイジのデジタルカメラの楽しみ方について連載します。講師はライターの大和淳さんです。
第1回 多彩なデジタルカメラの選び方
定年をきっかけに写真撮影を趣味にして過ごす方は、フィルムカメラの時代から数多くおりました。現在ではデジタルカメラが主流なのですが、老後の余暇の過ごし方として、写真を撮影しに旅に出る人もたくさんおられます。
たとえ、メディアがデジタルになっていても、写真の奥深さに違いはなく、撮影していくうちに、その虜になってしまうでしょう。ならば、現代の写真の楽しみ方には、どのようなことがあるのでしょうか? それを3回にわけて説明していきましょう。
最初は、趣味の写真を始める上での必要不可欠なアイテム、デジタルカメラについてです。今時のデジタルカメラ事情
今や、家電量販店やカメラ屋に行けば、多数のデジタルカメラを見ることができます。デザイン、大きさ、機能、価格など、それこそ多彩なのですが、半面、自分にはどのようなものが向いているのか、最初の1台をどれにすればよいのか、迷いがちなところがあります。
そこで、それらのデジタルカメラを大きく3種類に分け、それぞれの特徴を解説します。あたなにいちばん合ったカメラを、その中から選んで、楽しいカメラライフをお過ごしください。
1.手軽に撮影したい人には低価格のコンパクトデジタルカメラ
たとえば、旅行とか散歩がメイン、あるいは、絵日記のように日々の行動を記録するのであれば、コンパクトデジタルカメラがお勧めです。すべてカメラ任せで撮影できるのがひとつ、小型軽量であることも見逃せません。スボンやジャケットのポケットに入ってしまうくらいの小型機種もあるのです。気が向いたときに、風景を撮影するなどの場合、軽量であることが威力を発揮します。
ただし、最近のデジカメは、低価格と侮ってはいけません。A3サイズの用紙ならきれいに印刷できるだけの性能を持っているのがほとんどです。
2.写真に興味を持ち始めた人には、上位のコンパクト機または低価格の一眼レフ
写真やカメラに興味を持ち始めた人なら、上位のコンパクト機、あるいは同じ価格帯に存在するデジタル一眼レフがよいでしょう。撮影そのものを楽しむことができます。
このくらいになると、カメラの操作自体に興味がある人、目的を持って撮影する人などが、満足感を得られる機種が揃っています。特にデジタル一眼レフは、比較的軽い機種が揃っているため、持ち運びの負担を強いることがありません。また、カメラの設定を操作することにより、自分の意図した効果を得られるデジカメが、このクラスであるともいえるでしょう。3.本格的に写真を勉強したい人は高級機
もしも、あなたが趣味として、写真を本気で勉強するのであれば、迷わず「高級機」といわれる上位機種の購入をお勧めします。このレベルになると、写真をデータとして保存するだけでなく、写真を「作品」として撮影し、人に見せ、時にはコンテストを通じて同じ趣味の人とふれあうところまであり得ます。このようなハイレベルにも対応するのが、このクラスです。
初めての1台に、実売価格50万円以上の高級機を購入するのには、勇気が要りますが、撮影する技術が向上しても、それに応えることができる、いわば、「生涯をともにする1台」を選択し、その性能を使い切るという選択肢は十分考えられます。(第2回に続く)シニア向け特集記事
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