カレーを食べてボケ予防

カレーを食べてボケ予防 2011/7/13

定年後の生活｜カレー｜ボケ防止
梅雨も明け、いよいよ本格的な夏が始まりましたね。
夏バテ防止対策は万全でしょうか？
今回は夏の定番カレーライスに尽いてお話しさせて頂きますが

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実はカレーがボケ予防 (防止) に効果がある事をご存知でしたか？

　　
現在のところ認知症やアルツハイマー症の原因は、まだはっきりとは解明されていませんが、日々の研究で多くの事が解明されてきています。
その中でも最も有力だとされている原因に「脳への血流低下」が挙げられています。

何故カレーがボケに効くのか？

定年後の生活｜カレー｜ボケ防止　　
それは、カレーに含まれている複数のスパイスが原因だとされていますが、特にターメリック(ウコン)の成分に血行を良くする効果があり、身体だけではなく脳への血流を促す効果が大変大きいからなのです。
ウコンと言うと二日酔いに効く事で知られていますが、五臓 (肝臓、心臓、脾臓、肺、腎臓)にも良いとされ、更にビタミンＥに匹敵するほどの強い抗酸化作用があります。
抗酸化作用とは、簡単に言いますと身体のサビつきを防ぎ、細胞を修復してくれると云う、シニア世代には大変ありがたい作用の事なのです。

認知症の割合　

定年後の生活｜カレー｜ボケ予防
カレーと言えばインドを思い浮かべますが、インド人と日本人の認知症患者の数を比較してみると、日本10：インド1　という驚くべき割合なのです。私達日本人よりもスパイスを多く使うアメリカ人との比較でも、アメリカ4：インド１となっています。
インドの方達は、私達がお味噌汁を食べるのと同じ感覚で毎日カレーを食べています。カレーと言っても私達が食べている様なものとは随分違いますが、日常的に20種類以上の香辛料を使っているそうです。
以前インドの方に「日本に来て徘徊する老人が多い事を知って驚いた」と言われた事がありましたが、インドではその様な事があればご近所中のビッグニュースになるらしいのです。それだけ、カレーを常食しているインドの方の脳がしっかりしていると言う事なのでしょうね。

イチロー選手もカレー好き

現在シアトル・マリナーズで活躍されているイチロー選手が、毎日の様に奥様手作りのカレーを食べているのは有名なお話しですね。試合前にカレーを食べて脳の血流を図り集中力を高めているのだそうです。そう云われるとカレーを食べた後は脳がスッキリとしている様な気がしなくもないですが、次回の町内ソフトボール大会で試してみたいと思います。(私でもホームランが打てるかもしれませんよ？)

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辛くなくても良いのです

カレーがボケ防止に効くと言われると、何となく辛ければ辛いほど良いのでは？と思ってしまいますが、そんな事はありません。どちらかと言うとカレーに入っている辛くない成分の方に漢方的要素が多く含まれていますので、甘口カレーでも良いのです。
私達が食している一般的なカレーには必ずと言っていいほど、先程お伝えした脳の血流を良くするターメリックが入っていますので、ボケ防止効果が辛さに左右される事は全くありません。

具にこだわる　

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更にカレーのボケ防止対策を強化するならば、シーフード・カレー、チキン・カレー、夏野菜カレー等がお薦めです。
ボケ防止の為の食生活習慣に、「赤身の肉を避け緑黄色野菜を摂る」と云う項目があります。
ですから、牛肉の代わりに、低カロリー・高タンパクの代表でもある鶏のささみを使う、白身魚を使うなどすれば肥満防止にもなります。
また、夏野菜は色とりどり、カボチャやピーマン、茄子やトマトを使うのも良いですね。
これらの具材をソテーしてカレーに乗せて食べると煮過ぎたり、お肉が硬くなる事がありませんので調理法を少し変えると上手に作れますよ。
カレーライスでなくても、カレー粉をお料理に取り入れていくのも良いですね。(例：鶏肉とししとうのカレー炒めなど)