衣類は分ける!分ける!分ける!
2016/10/25こんにちは。
心地よい空間でクオリティの高い暮らしをご提案する、マスターライフオーガナイザーの後藤邦江です。家の中を片づけるヒントをお伝えしておりますが、今回はお悩みが多い「衣類」についてです。
◇衣類の全体数
衣類といっても、いろんなアイテムがありますよね。
トップス・・・シャツ、ブラウス、ニット、Tシャツ、ジャケットなど
ボトムス・・・パンツ、スカートなど
アウター・・・コート、ブルゾンなど
その他、スーツ、ワンピース、スポーツ系、ナイトウェア(寝間着類)、インナー(下着類)も入ります。
皆様は、今お持ちの全体数が何枚かご存知ですか?20代~50代の女性の平均所有枚数は、150~170着と言われています。
(ナイトウェア、インナー除く)
そして全体数が300着を超えると、すべてを管理できない状態になりがちです。
皆様は、50代以降も気に入った衣類は購入しますよね?
結果、定期的に手放さないと平均枚数を超える衣類を持つこととなり
片づけられない状態になる方は多いのです。◇衣類の片づけの特徴
手順は下記の通りになります。
1)全部出す
2)分ける
3)(必要なモノを)選び取る
4)収める特に衣類は 2)の手順を重視します。
とにかく分ける!分ける!分ける!1)全部出す
ご自身が「片づける」と決めた範囲(タンス1竿分、クローゼット半分など)の衣類をすべて出します。
お天気の良い日がおすすめです。2)分ける
まずは、アイテムごとに分けましょう。例:
【トップス】
【ボトムス】
次に、それぞれのアイテムを感情や使用頻度で分けます。
例:
【トップス⇒シャツ】
最後に、それぞれの行き先へと分けていきます。
①好き/よく着ている → もとの場所へ
②好き/あまり着ていない → 3)選び取るの手順へ
③好きではない/よく着ている → 3)選び取るの手順へ
④好きではない/あまり着ていない → 売る、譲る、寄付する、処分するこの分ける手順をアイテムごとに繰り返すことで、全体数が自然と減っていきます。
3)(必要なモノを)選び取る
2)の手順で②③に分けた中から、さらにご自身を美しく見せてくれるモノを選び取りましょう。画像は【スカート】②好き/あまり着ていないモノから、選び取っているところです。
(C)2016 Original Comfort All Right Reservedケバ立ちや汚れがないもの(お天気の良い日だと分かりやすいのです)、過去の流行を感じさせないものを選び取ると良いですね。
また同じようなデザインのモノがあれば、ひとつに絞ることも大切です。
もう着ないことが分かっていても手放せない思い入れの強いモノは「思い出BOX」を作り、普段使わない場所に保管しましょう。4)収める
選び取ったモノをアイテムごとにもとの場所へ仮置きします。
家中の衣類から選び取ったモノがそろった段階で、タンスやクローゼットに収めます。◇「選び取る」が進まない3つの言葉
から 高かったから、プレゼントだったから・・・など
かも 流行がまた来るかも・・・など
れば 痩せればまた似合う・・・などこれらの言葉に縛られていると、おそらく 3)選び取る手順で時間がかかります。
「から」は手に入れた過去に焦点があたり、「かも」「れば」は不明確な未来に焦点があたっている言葉です。
現在に焦点をあてましょう。
どうぞ、今のご自身に似合うモノを選び取ってくださいね。たくさんの衣類を持っていても、すべてを把握しコーディネートを楽しむことができる方はなにも衣類を片づける必要はありません。
ただ何を持っているかがハッキリ分からず、いつも同じ服を着ながら「着る服がない」と悩んでいる方が多いのも事実です。
すべての衣類に向き合い、お気に入りを選び取り、全アイテムを把握することで衣類の悩みは必ず減るのです。
湿気の少ない爽やかな秋に、始めてみてはいかがでしょう。■■■ 著者プロフィール ■■■
マスターライフオーガナイザー:後藤邦江(ごとうくにえ)
アメリカ発の思考と空間の整理術「ライフオーガナイズ」の考え方にそって、お客様のご要望に笑顔で応える。
「片づけは生き方にそって」と提唱し、捨てられない気持ちに寄り添いながら個々の暮らしに合ったアドバイスをする。
約10年間のホテル勤務で身につけたホスピタリティをもとに、個人宅や企業の片づけサポートに日々従事。また教育関係や公共団体からの依頼される世代に合った片づけセミナーも定評を得ている。
お問い合わせはこちらから
(株)Original Comfort
定年生活ではLINEのお友達を募集しています☆以下のQRコードからお友達登録をしていただきますと、LINEだけでのお役立ち情報をお届けします。
定年生活.com トップ» 暮らす » 衣類は分ける!分ける!分ける!