ノージャケットでもだらしなく見せない!脱手抜きビズの正体
2017/10/2「その着こなしはクールビズ?それとも、手抜きビズ?」
スーツに比べて歴史が浅いからこそ、クールビズの明確な着こなしルールを知らないビジネスマンがいまだ多いのではないでしょうか? サマージャケットを着用したタイプからノーネクタイ・ノージャケットのタイプまで、スーツに比べ、そのバリエーションは豊富です。
私はのべ4,000人を超える買い物に同行してきた「服のコンサルタント™」です。そんな私からは、手抜きビズのビジネスマンを見掛けることが多いように見えます。
■クールビズは略装か?それとも軽装か?
言葉のうえでは同義と言われる両者ですが、正装から引き算で考える略装に対して、正装に向かって足し算で考える軽装。この考え方を誤ってしまったとき、手抜きビズに陥ってしまうのではないでしょうか?
厳粛な空気がでるダークスーツの醍醐味はジャケットがあるからこそ成立します。つまり、ジャケット・ネクタイを引き算した結果できあがる「白シャツにダークカラーのスラックス」、これこそ手抜きビズと呼ばれているものなのです。
普段は白シャツであるならば、スラックスの色を変えてみることもできます。その時、いつも着ているものより明るい色を選びましょう! この生地のスーツならば、ちょっと派手だなと思うが基準になります。ジャケットがないからこそ、全体のバランスをとるためスラックスが重要です。
■10年選手のベルトを卒業させよう!
手抜きビズという不名誉なレッテルを貼られてしまうビジネスマンの多くにある共通点があります。それは、ベルトが古いということです。スーツのときはジャケットでベルトも隠れていたけれども、ノージャケットでは丸見え状態! ベルトを新調することをお薦めします。
このとき、スーツ用のベルトに比べて編み込みになっているようなデザインがあるタイプを選んでみてはどうでしょうか? 身に着けるアイテム数が減るクールビズでは、いつも以上にアクセントが求められるからです。
■■■ 著者プロフィール ■■■
1979年 千葉県出身。日大法学部卒業後、一般企業を経て「服のコンサルタント™」になる。のべ4,000人を超えるビジネスマンの買い物に同行し、72歳までのコーディネート経験がある。これらの実績から東洋経済ONLINE「今さら聞けないビジネスファッションの作法」も好評連載中。公式サイトエレカジにて、ユニクロも好印象にする日々のアイテム情報を紹介!
今回、コラムを執筆頂いた森井良行さんは、これまで数千人もの方のファッション同行によるコーディネートを担当され、依頼者の多くは服装が変わっただけで仕事もプライベートも充実するようになりました。
その活動は新聞でも取り上げられています。2016年4月13日付読売新聞、2017年2月18日付日本経済新聞。あなたも是非、日々の服装を見直して充実した日々を過ごしてみませんか?(定年生活編集部)
株式会社エレガントカジュアル( http://www.elegant-casual.com/ )
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