プロの目線でユニクロも好印象!55歳からのユニクロ活用術
2018/3/1「服そのものではなく着る人の個性を引き出す服!」
ユニクロが、もはやファストファッションではないと宣言していることをご存知でしょうか? 着る人の個性を引き出す服、LifeWearという概念を提唱するユニクロでは流行を追い求めません。一方、ファストファッションとはリーズナブルに流行を追うというショップを言います。
ユニクロにかかわらず、ショップで試着することに抵抗がある男性も多いのではないでしょうか? 私はのべ4,000人を超える買い物に同行してきた「服のコンサルタント™」です。そんな私からは、はじめてのデザインに抵抗感をもつ55歳以上が多いように見えるのです。
■冒険からはじまる生涯現役
「今までやってこなかったことに挑戦しよう!」と考えるポジティブな55歳以上をよく見掛けます。本当に素晴らしいことで、そういうアクティブな考え方が生涯現役なのかもしれません!
ところが、何かを始めるにしてもスーツとパジャマ以外の普段着の手持ちが少ない男性が多いように感じます。新たな分野のセミナー・ワークショップに適当な服を着た55歳以上が来たとき、ほかの参加者はどのように感じるか想像してみましょう!
30~40代に混ざって、社交辞令で交流はあったとしても、一緒に自己研鑽する仲間にはなりにくいのではないでしょうか? このとき、洗練された服装をしているだけで周囲の反応は変わるはずです。そうすることで、年齢を超えた信頼関係が取りやすいのです。
■55歳以上は白パンで清潔感を!
抵抗感がある男性は多いでしょうが、ユニクロの白パンを私は押しています。リーズナブルでも、伸縮性があるうえにピタッとしているからです。汚れたら買いなおせる価格帯!
あらゆる面から考えて、これ以上のものはありません。白パンから連想するイメージは清潔感とともに若々しさです。汚れが目立つ下半身にあえて「白色」をもってくる潔さも第一印象に込められます。
これにネイビージャケットを合わせ、インナーとしてボーダーのTシャツを着るだけで、感性が若い55歳の完成です!
■■■ 著者プロフィール ■■■
1979年 千葉県出身。日大法学部卒業後、一般企業を経て「服のコンサルタント™」になる。のべ4,000人を超えるビジネスマンの買い物に同行し、72歳までのコーディネート経験がある。これらの実績から東洋経済ONLINE「今さら聞けないビジネスファッションの作法」も好評連載中。公式サイトエレカジにて、ユニクロも好印象にする日々のアイテム情報を紹介!
今回、コラムを執筆頂いた森井良行さんは、これまで数千人もの方のファッション同行によるコーディネートを担当され、依頼者の多くは服装が変わっただけで仕事もプライベートも充実するようになりました。
その活動は新聞でも取り上げられています。2016年4月13日付読売新聞、2017年2月18日付日本経済新聞。あなたも是非、日々の服装を見直して充実した日々を過ごしてみませんか?(定年生活編集部)
株式会社エレガントカジュアル( http://www.elegant-casual.com/ )
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