シニアエイジによるデジタルカメラの楽しみ方(3) 大和 淳
2011/9/14第3回 撮影した写真の楽しみ方
今では「データ」といわれることもありますが、撮影後の写真。旧来のフィルムカメラでは、現像してアルバムに保存するのが一般的でしたが、デジタルカメラの画像は、その特性を活かした様々な使い方ができるようになります。今回は、デジタルカメラ解説の最終回、撮影した画像の使い方について説明しましょう。
・プリンタで印刷する
パソコンに接続するカラープリンタも、年々進歩し、一見、フイルム写真と比べても劣らない品質で印刷できるようになりました。たった今、「パソコンに接続する」と書きましたが、パソコンなしでも、デジタルカメラを直接接続すれば印刷できる機種も多数存在します。
デジカメ画像を写真並みの品質で印刷する前に、A4サイズで印刷してみましょう。写真では、六ツ切りよりも少し大きいくらいです。もしも、A3サイズで印刷できるプリンタをお持ちなら、最大サイズで印刷しましょう。コンパクトデジカメの写真でも、意外に大きなサイズで見ることができることがわかります。
ポイントは、印刷する用紙の選択です。パソコンの印刷用紙コーナーには多種多様な紙がありますが、その中で「インクジェット用の光沢紙」を選ぶと、写真同様の品質で印刷できます。
これをフォトフレームに入れて飾れば、思い出の写真を後々まで残すことができます。
ただし、プリントする用紙と、写真用紙のサイズは、縦横比が異なるので、適切な物を選びましょう。・CD-RやDVDに保存する
フィルムカメラのアルバム整理に比べ、場所を取らないメリットがあります。ただし、CD-RやDVDに保存するためのパソコンが必要になります。また、最近の写真保存用メモリカードは、最低でも2GBあるので、より容量の大きいDVDへの保存をお勧めします。
DVDに保存した画像は、パソコンで見るだけでなく、テレビに接続するHDDレコーダー、DVDプレイヤー、ゲーム機でも見ることができます。スライドショーのように、最初から順番に見ていくだけでなく、必要な写真を探すことも簡単です。
・テレビに接続する
コンパクトから高級機まで、たいていの機種がビデオ出力端子を持っています。これを利用し、ケーブルでテレビとつなげれば、家庭のテレビで写真を見ることができます。
この方法のメリットは、テレビの大画面で見られること。特に画素数の大きいデジタルカメラで撮影した写真は、かなりの大迫力になり、静止画であることが惜しまれるほどの品質で見ることができます。動画といえば、デジタルカメラの中には、動画を撮影できるものもありますが、地デジに対応したテレビであれば、ハイビジョンの品質で映像を見ることができます。こと、動画映像に関しては、テレビに接続するのが、もっともインパクトがあるのではないでしょうか?
・デジタルフォトフレーム
最近登場したデジタル画像保存用のアイテムです。デジタル写真に特化した、比較的小型のフォトフレームで、デジタルカメラに挿してあるメモリカードのデータを利用して、写真を表示させるものです。多くの機種がスライドショー機能を持っているので、数秒ごとに画像を変えることができるのも特徴です。
これは、撮影した画像を常時飾っておきたい方向けの製品です。最近では、メモリカードの中の音楽を再生できるものや、動画を再生できる製品も登場しています。
なお、一般的なサイズは、写真サイズでいうところのL版相当か、若干大きめ、モニターサイズは7インチ程度が主流となっています。(終わり)シニア向け特集記事
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