毎朝、家の周囲でジョギングをしている方を見かけます。

健康志向、またはダイエットのために走る方も多いようです。

ニュースで、100歳のイギリス男性がフルマラソンを8時間25分16秒で完走し、ギネスブックへの登録を申請したとありました。

また、日本でも75歳の中野陽子さんが、『全日本マスターズ陸上競技選手権大会』の「女子75～79歳の部」で世界新記録を樹立しています。

ちなみに、この3000メートル走には、40代から70代までの高齢者が出場しているということで、マラソンというのは、シニア向けのスポーツなのかもしれませんね。

というわけで、今回はマラソンを取り上げました。

●マラソンを始める時期は？●

マラソンを始める時期ですが、真冬が終わったちょうど今頃が良さそうです。

シニアはとくに若い頃に比べて体温調節がしにくくなっていますから、寒すぎたり暑すぎたりする季節は避けたほうがよろしいでしょう。

また、どんなに走るのに気持ちの良い季節だとしても、走っている最中には、発汗することにより脱水症状が起こりますから、水分補給は十分に行うようにしてください。

脱水症状になると血の巡りが悪くなり、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすリスクが高まります。体調管理には気をつけて走るようにしてください。

走る時間帯も、できるだけ日差しの強い日中は避け、朝・晩の涼しい時間帯に走りましょう。

これは、給水ボトルの付いたウエストバッグですが、ボトルが2つあり別々の飲料を飲むことができます。片方にミネラルウォーター、もう片方にお好きなドリンクを入れると、気分を変えて走ることができるかもしれません。

●ランニングシューズの選び方●

マラソンはほかのスポーツに比べると、初期費用のあまりかからないコストパフォーマンスの良いスポーツですが、ランニングシューズは足に合ったものをお選びになったほうがよろしいようです。

ランニングシューズの選び方ですが、ネット通販で購入するのもいいですが、大きなスポーツショップで試し履きしてみて買ったほうがいいと思います。

ランニングシューズには、初心者用、中級・上級者用、レース用などがありますから、お店の方にご相談になってみてください。

なお、ランニングシューズを買われる際は、足がむくみやすい午後に出かけ、必ず両足履いてみてソールの曲がり具合やクッション性を確認しましょう。

リーボックの『ZIGTECH(ジグテック)』というランニングシューズは、独特な形状のソールが脚への負担を減らして、あなたの足を軽やかに前へと送り出します。

●カレーライスを作るマラソン？●

マラソンって、辛くて苦しいイメージがありますが、そんな大会ばかりではなさそうです。

『たんのカレーライスマラソン』(北海道)は、カレーライスを作ることを目的としたユニークなマラソン大会です。

参加ルールは、「カレールーコース(5km)」、「肉コース(4km)」、「玉ねぎ・にんじんコース(3km)」、「いもコース(徒歩)」を、4人が1チームとなり、地元でとれる食材を取りに走ります。そして、その食材を使ってカレーを作るというものです。

走った後で食べるカレーの味は格別でしょう。

●スイカを補給？●

『富里スイカロードレース』(千葉県)の給水所には、ドリンクの代わりに“スイカ”が用意されています。

給スイカ所は、「10kmレース」と「5kmレース」の残り1.5kmの地点と、「3kmレース」の残り400m地点にあります。

なお、20位までに入賞すると“スイカ1玉”がもらえます。スイカ好きにはうれしいマラソン大会でしょう。

●コシヒカリが食べ放題！●

米どころの新潟らしい『南魚沼グルメマラソン』。大会終了後には、南魚沼産のコシヒカリが食べ放題です。もちろん、おかずも用意されております。

制限時間が3時間のハーフマラソンと、「1/8マラソン(5.274km)」の2種目です。

こういった楽しいマラソン大会なら、シニアの私でも大歓迎です！

●マラソン関連グッズ●

創業40年を誇るスポーツ医学の総合メーカー、ミューラー社の『ひざサポーター』。真ん中に開いた穴がお皿にフィットして、ズレを防ぎます。

走っているうちにひざの故障を訴える人も少なくありませんから、こういったサポーターがおすすめです。

足底に滑り止めの付いた、プーマの『5本指ソックス』です。

甲の部分はメッシュで汗や湿気を放出、さらに吸水速乾素材を使用しており、快適な履き心地です。

セイコーの『スーパーランナーズ』は、目標タイムを設定してストップウオッチと連動する「ターゲットタイマー」や、歩幅と歩数から走行距離と現在のペースを表示する「3D加速度センサー」などの便利な機能を備えたランニングウォッチです。

●猫ひろしのマラソン人生●

お笑い芸人の猫ひろしさんは、マラソン選手としてオリンピックに出場するために、カンボジア国籍を取得しました。

お笑い芸人としてはパッとしない彼ですが、テレビの番組でマラソンランナーとして出場したことにより、才能が開花しました。

『猫ひろしのマラソン最速メソッド』という本を、ソフトバンククリエイティブ社から出版しています。

たいへん真面目な本で、深夜の皇居でのランニングなど猫ひろしは努力の人です。

オリンピックに出られたら人生が変わりそう(カンボジア国籍の時点で変わっているわけですが)。マラソン大会で優勝すると、世界が変わって見えるかもしれませんね。

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